飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

正統性って常に変わる。5月8日になりました。

今日は5月8日、2類相当が5類になる日です。

 

お天気もぽかぽか暖かくなってきて、風邪をひく人もいないし、ゴールデンウイークも終わったので大酒を飲む人もいないこの時期は絶妙な設定ですね。

マスクはずいぶん前から個人判断になっていますし、

報道では「と、はいえ注意しましょうね」みたいな事を伝えていますので、仮に感染症にかかった人が増えても「だから、いったやんか」って言えるようにもしている。

ほんまに巧みな「緩和」です。

 

「仕事が遅い」とかいろんな批判されながらも、一応のゴールに到達する政府の仕事振りはとても評価できるし、参考になります。

 

細心の注意を払って、徹底性を発揮しながらゴールに到達する。

 

今、たどり着いたのゴールは「5類感染症に緩和」です。

 

医療費は無料ではなくなりました。いまさら「無料にせよ」といっても無理な話です。「マスクをせよ」「アクリル板を配置しないと優良飲食店として認定しないぞ」なんて事を知事が発信する法的根拠もなくなっています。

 

 

ゴールに到達する事が重要です。

ゴールが見えないとか、とん挫するなんてことはあってはいけない。

仮にゴールをずらしても到達する事が大切なのですね。

 

こういう息の長い仕事が達成されると、周囲に何が起こるのか?考えてみましょう。

 

この3年数か月の間に、いろんな説や法的拘束がありました。

ある時期の印象が強い人が、その時の言説を強く信じ込んでしまってて、現在の状況を納得しない、という現象がおこるでしょう。

 

マスクは自由だ、っていってるのに、「マスクをすべきだ」と言い続ける団体がでてくるでしょう。「マスクをしないホテルには絶対に行かない!!」と主張する団体もある。

・・・・・何を主張しても良いし自由です。

ただ、こういう意見は主流派からだんだん外れていて、この5月8日からはさらに遠ざかっていきます。

 

この3年数か月の間に、一時期「正しい」と言われていた言説が「あの時は正しかった」に変わるだけです。

 

で、過去の正統さではなく、いま正統なやり方は何か?を理解した人だけが前に進めるのです。

 

私は今日はお休みなので、新大阪方面に出かけます。世間の変身の早さ・遅さをよく観察してこようと思っています。楽しみです。