飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

慎重というより 疎い(うとい)

 

現時点で、全従業員がマスクを着用しパーテーションを撤去していない飲食店って、今後どこにむかうのでしょうか?

 

私が帰宅時に見かけるお店で、全員がマスクを着用しつづけ、現時点でもパーテーション設置し続けているお店があります。

信念があって設置を継続するお店ならば文句はございません。

しかし、

失礼とはおもいますが、このお店はもともと情報に疎い面があると思います。

と、いうのもこのお店は取り扱ってないブランドのシャツをユニホームとして着用して営業しているからです。自分のお店では売っていない高価で人気のあるブランドの🍺です。

 

そのシャツを着たからといって、売っているとは限らない、という見方もあるのかもしれませんが、何人かのお客様はだまされてしまいます。

 

以前から、私はこのお店は自分のお店の状況を客観的に判断してよりベターな状況を作り出していく努力や能力が欠けているんじゃないかと思っていました。

 

そして今回、この時期になってもまだパーテーションさえ外さない状況をみていると、「気が付いていないんだな」という確信を持ちました。

 

何事においても「気が付かない」って怖いことだとおもいます。サービスの向上とは、お客様の隠れたニーズに気が付く事から始まるのですから、そこが鈍感だと致命的です。

 

価格が安かったり、お店が新しくて綺麗なうちはそれなりに営業できますが、そのうちに、こだわりのあるお客様は離れていくでしょう。

 

安ければ良いとか、こだわりの無いお客様だけになっていきます。いわゆる「客層の悪い」お店になってしまってから、あれこれ考えても手遅れです。

 

私はマスク撤廃論者ではありません。必要であればマスクをすべきだし、信念があればパーテーションも必要だと思います。

ただ、

慎重ではなく「疎い」お店ならば、未来は無いと思います。