飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

外部告知の問題に気づく

大学生っぽい女性とお母様のお二人が御来店されました。

どうやら大学生のお嬢さんの下宿に郷里からお母さんが来たみたいです。

学生さんは日頃お金がないので贅沢できないのですが、この日ばかりはお母さんというスポンサーがいますので、「焼肉たべたい!!」となって、当店に来たみたいです。

 

お二人とも初めてのご来店ですから、

どうやって食べるといいのか?

何を注文したらいいのか?

 

すごく長く考えた末、結局、私が相談に乗る事になりました。

そんなにおなかが減っているわけでもなかったみたいで、少しの焼肉ともつ鍋を楽しんでいただきました。

 

メニューを見て「学生コース」1680円(おつまみ、焼肉3皿、もつ鍋)がある事に気づいたお嬢さんが「案外安いのですね」と言ってきました。

 



先入観として「焼肉は高い」と思っていたらしく、自分たちは学生なので「入れないお店」だと決めつけていたようです。それが、自分たちでも使えるお店だとわかってうれしかったことと、今まで入れないお店だと決めつけていたことへの後悔を語ってくれました。

 

お店としては 極端に「安いよ!安いよ!」というイメージの告知は避けてますけど、学生さんに来てほしいのでそれなりにリーゾナブルなメニューを用意しています。LINE会員用のクーポンは「お得意様割引」としていろいろ割引されるように展開しています。

 

しかしながら、

告知が弱いせいで

伝わっていない事

判明しました。

 

大企業ではなく個人店なので、無理に100%の告知を目指す必要は無いのですが、「後悔」するようなお客様を出してしまうのも問題かな?と思い始めました。

 

現在、店頭にはランチコースとテイクアウトの告知をしています。ここ1年ぐらい、店頭告知の目的は「ランチとテイクアウトを宣伝する」ことでした。

しかし、もう少し通常メニューのカルビ・ロースだとか、リーゾナブルなコースだとかを告知したほうがいいんでしょう。

 

商圏のお客様が常に同じとは限りません。すべてのお客様がネットで詳しく調べてくれるとも思えません。

ですから店頭に何を告知するのか?に正解はありません。常にフレッシュな気持ちで考え続けていきます。今は変化させる時期のようです。

 

いつもお客様との会話でいろんなことを気付かさせていただいております。感謝します。

 

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