飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

雨の日クーポンを考える

LINE公式アカウントのコンサルさんとZOOMでお話していた時の事。

 

売上を高めていくためにどうしたらいいんだろうか?というテーマでしたが、

コンサルさんは「最近私のもとに相談されるのは『雨の日クーポン』が多いですね」と言い出しました。言っておきますが、私はこのコンサルさんの人格も能力も非常く評価しており、信頼もしています。おかしな人ではありません。しかし

 

私は「雨の日クーポン??正気か!」と思わず言ってしましました。

 

いつ雨が降るのかわかりませんし、雨の日がヒマときまったわけでもありませんし、予算をかけてクーポンを開発したのに晴天続きだったらどないしますか?とか疑問の多いアクションと、私はかねがね思っていたのです。

 

少しいたずらな気持ちをもってコンサルさんに

「そういう事を相談してくる人って、経営者とかオーナーではなく、社内の担当者さんじゃないのかなあ?」と聞いてみました。

 

コンサルさん曰く「そう・・・・ですねえ」とのこと

 

「雨の日クーポンって、時々聞くけど、売上げをどうするかではなく、売上げ対策が欲しい人達が作るもののような気がする。だって効率が悪すぎるもん。

上司や社長に『おい、来月の売上げ対策はあるのか?』って聞かれたときの答えでしかない。自分で費用を出す立場のオーナーや経営者だったら決してやらないアクションだと思いますよ。」

 

って言ってしまいました。

 

梅雨の季節ですから、コンサルさんも気を使って進言してくれたんだろうと思いますが、、、言いすぎてしまった、と思っても後悔先に立たず。

ちょっとビビらせてしまったかもしれないなあ。

 

多くののチェーン店では「雨の日クーポン」は、けっこうやっています。告知費用が安いからかもしれませんね。個人店では絶対に無理です。

 

最初に書きましたが、このコンサルさんは、私が信頼する人で、おかしなことは言わないはずでしたが、その彼女が「雨の日クーポン」を言い出すのはとてもびっくりしたのです。

 

立場の違いってなかなか埋まらないという事を学びました。そういえばこれまで似たような経験はたくさんありました。

 

営業されているときに、

相手の提案に対して私が「おいおい、サラリーマンかよ」って言った時、

「そうでしたね」と方向転換してくれる人とは長く付き合えますが、

何を言われたのかわからない人とは絶交していました。

 

皮肉ではなくて”上役に対する言い訳”を探すのも大切な仕事です。

そういうアクションを喜ぶ人もいるかもしれません。反対に効率の悪い事を嫌がる人もいます。つまり相手に合わせた提案をすることが大切で、その出し入れを間違えたときは、早めに引っ込めてくれてばいいだけです。

 

相手(お客様)の立場や好みを理解しなくて、自分の考えだけを主張したがる人は徹底的に論破することがある。

 

 

 

 

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