かっぱ寿司さんを利用したら、へんな告知がありました。
「フルオーダータイプ」になるそうです。
フルオーダータイプって何?
会計時間の短縮とお客様対応する時間を多く取る事を目的としている、とのこと。
で
お店を利用してみますと、だいたい意味がわかりました。
レーンを廻っているのは、タッチパネルで注文されたお寿司だけでした。土日もまわらないようです。でも、特急レーンのないお店です。
全時間帯「注文があれば握ります」てことです。
それがレーンを使ってゆっくり届きますので、ただの遅いすし屋。
フルオーダータイプとか名付けてますけど、滑稽ですな。
どう見ても、「作り置きしなくてもイケそうだから、オーダーメードにしました。」ってだけです。
調べてみると、この会社は数年前から「フルオーダー店舗」の開発を進めていましたが、特急(直行)レーンの設置が必須で、通常のレーンでのオーダーメードは想定していませんでした。
しかし、ここにきて、ペロペロ小僧事件で、レーンにお寿司を廻す事を止めたのを機会点として、ずっと廻さなくてもイケるんじゃないか?と思ったのでしょう。
その方が廃棄ロスは減りますし、クオリティが上がったように宣伝できるし、食の安全への取り組みをアピールできる。
でも、実際はゆっくりとレーンを廻ってお寿司が届くのですから、安全でもないし。
作りたてが来る代わりに、サービスタイムは遅くなります。
目の前に廻ってくるお寿司を食べる事によって、サービスタイムに遅さを感じる事はなかったし、ついつい食べすぎたりしましが、まったく廻ってないと、なかなか寿司が来ない感覚になります。
さらに、美味しそうなお寿司を見る事によって楽しい気分になりましたし、食欲もわきました。
ですから、単価もさがるでしょう。
タッチパネルで注文したお寿司が来るだけのシステムだったら、普通のすし屋です。
そうなると、「すしざんまい」とか「がんこ寿司」とかと同じシステムになるのですが、上記2店に比べると、サービスレベルは格段に下がります。
つまり、無謀にも勝負にならない市場に参戦したのです。
「長次郎」みたいに、中で職人さん(アルバイト含)が握っているのを見せているお店ならば レーンを止めてフルオーダーにしても雰囲気は維持できますが、回転すしが廻ってなければ、終わりの始まりでしょうね。
かっぱ寿司さんは ここのところ不思議な改革を実施していて、その改革の合間に社長が逮捕されたりで2年くらいの間、いろいろ疑問な戦術を繰り返していて、興味をもって利用させていただいていましたが、やっぱり「大丈夫かあ」
て思っていました。終わりの始まりはもっと前だったのかもしれません。
関連資料
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