仁川の阪神競馬場で8月16日に「椅子1グランプリ」が行われます。「椅子1」て何かは添付の公式サイトをご参照ください。(知っている人が多いと思いますが)
今回は競馬場のパドックで開催しますので、とてもおもしろそうです。
主催が仁川自治会です。ホームページを見ていただけたらわかりますが、2010年発祥で結構大規模なイベントシステムになっていますので自治会にとってはおおきなチャレンジです。大変な作業になるので、ぜひとも大成功してほしいと思います。
出場したい人は是非申し込んでおいてください。(新聞とかテレビとかの取材もあるかもしれません。)
自治会のみなさんが椅子1グランプリの誘致を進めていたころ、自治会長さんから協力要請がありました。私はすぐに了解して協力のお約束をいたしました。
そのころは、まさかこんなに大規模なイベントになるとは思っていませんでしたが、普段からお世話になっている地元のイベントですから、私は出来る限り協力するべき、と考えています。
何事においても、プライスレスな人間関係があります。
「貸し・借り」だけではなく「感謝と恩返し」です。
この「感謝と恩返し」について私に大きな影響を与えた経験を思い出しました。
私が大学4年生のころ阪急庄内駅のちかくの喫茶店でアルバイトしていました。その喫茶店は全席カウンターのコーヒーショップで、就業員は1人(ワンオペ)でしたので雇われマスターみたいな感じです。
近くに大きな家具屋さんがあって、そこの社長さんが、ときどきコーヒーを飲みに来ていました。
その家具屋さんとコーヒーショップのあいだに洋食レストランがありました。
その洋食レストランの話になったとたん、家具屋の社長さんのご機嫌が悪くなりました。
事情を聞けば、
社長さんが洋食レストランのマスターに玄関マットを買ってほしいと言ったら、「タダやったらもらうけどな」と言われて、あっさり断られたそうです。(マットは高価なものではありません)
社長曰く、「接待を含めていろいろな形でその洋食レストランを使っていたのに、そんな断り方はないやろー。」と怒っていました。もう2度と使わないし社員にも使ってほしくない、とも言ってました。
洋食レストラン側にも言い分があるでしょうが、それはわかりません。
しかし、とにかく、このお話は若い私に衝撃を与えました。
「家具屋の社長さんのお怒りはごもっともだ」とおもったのです。
以来、私はこの社長さんに怒られないような生き方をしてきました。そういう生き方をしていると、たまに、
この洋食レストランさんのように、お世話になっている人のささいなお願いを”けんもほろろに”断る人に出会う事もありました。
今、思うと、
そういう人はやっぱり成功していません。
成功している人のほとんどは人間関係を大切にしていて、いざというとき裏切らない人、少しくらい無理をしても相手を助けようとする人です。
いわば感謝と恩返しの人です。
程度によると思いますので、協力できない時もあります。そういうときは本当に事情を説明して、代替案があれば提案して、その上で謝罪してお断りするんだとともいます。
まちがっても「タダやったらもらうけどな」とは言わないでしょう。
若いころに、大人のビジネスマンの生の声を聞く事ができて、本当に良かったと思います。
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