「勝つ」とき、って不思議な事が起こりますね。
負けに不思議の負けなし
勝ちに不思議の勝ちあり
阪神タイガースの梅野捕手が昨夜デットボールで骨折しました。
2位に8ゲームの差をつけて今週中にもマジックナンバーが出そうな状況の中で、
骨折のため登録抹消ってお気の毒です。
これまでゴールデングラブ賞を何度も獲得している中心選手で若いタイガースでは最年長(32歳)の彼が優勝目前にして、出場できなくなるなんて、ツライと思います。
そんなとき、
私が思い出したシーンは1985年の阪神優勝の時
(バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発の年です)
抑え投手として活躍していた山本和行投手がシーズン終盤でアキレス腱を断裂した事です。
当然、彼はそのシーズンはもうダメでしたが、ダブルストッパーの中西投手が活躍して、タイガース優勝し日本一にもなりました。関西は歴史的な大フィーバーになった年です。
柔道の山下選手や、古賀選手も 悲願の金メダルを獲得するときは
試合に出られないほどの怪我をしたまま決勝戦を戦いました。
皆様の心に残る「勝ち」には ドラマチックなトラブルがつきものです。
柔道の古賀選手はバルセロナオリンピックで現地に入ってから練習で靱帯断裂したのです。
後の談話で聞きましたが、
靱帯を断裂して『これで金メダルが取れる』と確信したそうです。
そういう試練を乗り越えないと金メダルはとれない。その試練が与えられたということは自分が勝者になる権利が与えられたと思った、みたいな意味の事をお話しされていました。
変な論理ですが、プロ野球だったら1年間、オリンピックだったら4年間戦い抜いて勝ち抜くのですから、最後まで気が抜けないし、気を抜いて油断したら優勝できないのです。
怪我でトラブルとなった段階で、「油断する」とか「気を抜く」とかの危険性が無くなるのではないでしょうか。
そもそも、実力があって優勝候補だった人やチームが負ける時は「油断」が原因です。今回はトラブルによって、油断できない状況が作られたわけです。コレは「本命」が勝つときの定番パターンです。
本命が勝つためには、「トラブル」がある事が多いですし
トラブルがあっても勝ち抜くから「本命」なのでしょう。
岡田監督や阪神タイガースにとって、日頃の努力が嘘をつかない事を証明するチャンスですね。
梅野選手が怪我を完治して、日本シリーズに戻って来る姿が見えるような気がしました。ドラマですな。
最後まで努力している人は報われるってことです。
我々も肝に銘じて、営業を準備したいです。お盆でスケジュール確保が難しいときも最後まで、知恵を使ってうまく営業できるように準備しようと思います。
なんかスポーツライターみたいになってすみません
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