今日から待ちに待った”クライマックスシリーズファイナルステージ”です。
今年の”岡田阪神”には「なんだか魅力を感じるなあ」と思っていました。
・「昭和の野球」といわれる理論を実行した事(有言実行なリーダー)
・しかし昭和の野球は現代理論をとりいれて(ブラッシュアップ)いたこと
・投手に休養を与え登板過多にしなかったこと(労働環境の整備)
・真面目な大山選手は「不動の4番」に固定、「技術以前の問題」が垣間見られた選手は2軍降格(適材適所)
・故障者がでても交代が働く(人材充実)
ほかにもいろいろありますが、今年の阪神は「ピープルマネージメント」で勝利したように見えてしまうのです。
データとして
阪神はプロ野球選手会の発表によると「2022年オフの契約更改交渉に関するアンケートの満足度1位」だそうです。
平均年俸は12球団7位で、です。
調査方法に不満を申告している球団もあるようですので、真実ではないかもしれませんが、。
ここ数年、平均年俸が高いチームが勝てていないような気がします。
最近の優勝チームはバファロースやヤクルト、タイガースは ここ数年、高額フリーエージェント選手を採っていません。
楽天、巨人、ソフトバンクは高額フリーエージェントの選手を積極的に獲得していますが、いまいち野球の質が高くないのか、、、、成績が上がらない。
思うに、
高額フリーエージェント選手を獲得すると、どうしてもチーム内で年俸の格差が広がってしまうのでしょう。フリーエージェント選手には今年の阪神のエースピッチャーっの年俸の10~20倍で契約している選手がたくさんいます。
では阪神のエースが10勝したらその人は100勝するのか?といえばそんな事はありません。
しかもフリーエージェントの選手はだいたい年齢が高くて入団後、成績は下降気味になるのです。
実績に対する評価ですし、人気の有無もあるのでいちがいにはいえないですが、
なーんとなく、不公平感がでてもしかたないでしょう。
「興行」としてお客様を呼びたいなら、有名な選手を獲得する事も必要です。
しかし、チームとして長丁場を勝ち抜いていくには、
リーダーの「ピープルマネージメント・人心掌握・信賞必罰」などのスキルが必要なのです。
そしてそのマネージメントスキルを発揮しチームを勝利させていくめには、チーム内の「不公平感」は命取りになるのでしょう。
そういった事を今年の阪神は示唆しているように思います。
高い給料でひきつけても、必ずしも成功しない
チームワークを確立し勝利するチームは必ずしも給料が一番高いチームではない
古くて新しい理論がこれから展開されるようい思います。
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