ひょっとして、詐欺的な業者さんと交渉していたのかも?って経験をしました。
電気料金を安くするために新電力会社と契約する事があります。
関西電力などの電力供給会社との直接契約ではなく、あいだに新電力会社をはさむことによって単価等が下がるのです。
どれくらい下がるのかは各社まちまちです。
私はこれまで3社と契約・解約し、今は関西電力さんと契約しています。なぜ3社を遍歴したかという話は長くなるので割愛しますが、いろんな事情です。
その3社目が「ハルエネでんき」さんでした。名前はかわいいのですがすごく大手で大企業です。
先日、営業の電話がはいりました 曰く
「ハルエネでんきの本社のモノです。過去に契約いただいていたお客様に電話しています。代理店をはさまず契約することによっておやすくなります。」と言ってきました。
私は、「じゃあ先月の関電の明細を見せるから、いくらになるのか教えてください」といって明細を送信しました。
電気代は ”基本料金”と ”3段階に分かれた単価” と”その他補助金・付加金等”の合計で決まります。
何回も何社も営業を受けているので、私も相当詳しいのですが、そのハルエネ本社を名乗る業者さんは、言ってる事がはっきりしない。
電気代のプロと話している気がしない。
ある程度の説明を聞いて、「では紙に書いた見積もりをメールで送ってください。」といったところ「ハイハイ」と答えがあって・・・
すぐにびっくりするようなモノが送られてきました。
コレです。
コレ、メモやんか?
私は「見積もりとは いつ、どこの会社の、誰が書いたもので、有効期限があって、事前の数字と契約後の数字とその根拠が記入されているものだと思いますが・・」
と伝えましたが、その後連絡はありません。
もういちど、その業者のメールアドレスを見てみましたが いわゆるgメールでした。
大企業の営業が会社からの発信でgメール使うかなあ?とも思いました。
いちおうハルエネさんコールセンターに電話して顛末を話したところ、100%ハルエネ本社からの電話ではない、とのことでした。
いわゆる詐欺的な営業なのですが、どうするつもりだったんでしょうね。
考えられるのは、契約のとれない代理店が苦し紛れに「本社」を名乗ったのではないかということです。(これは禁止行為です)
そうであるならば、とぼけた対応や、きちんとか回答しないメールともつじつまが合いますね。
もし、偽造した見積書が送られてきたら、警察なりハルエネなりに申し出るつもりですが、もう来ないでしょう。
交渉する→ 納得する→ 見積書をいただく→ 契約書を読む→ 契約するというプロセスを踏むならば必ずバレる手口です。
バレないように代理店契約に持ち込むつもりだったのかもしれません。危ないし、付き合うべきではない業者さんですね。
皆様もお気を付けください。電気代対策は必要ですが、詐欺も横行しているようです。
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