飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

クーポン成功事例か?

 

阪神タイガース18年ぶりの優勝記念で「生ビール180円のクーポン」を出しました。

この期間限定クーポンは、翌日からたくさん回収されていて、週末売上げも好調です。

さらに不思議な事に、お客様は「おめでとうございます」と言いながらご来店されます。

タイガース応援体制に振り切ったお店だと見られているのでしょうね。

 

クーポンって、、、、出したけど全然回収しないときもあります。ものすごいサービスしたクーポンなのに不発ってこともよくあります。

 

それはなぜでしょうか。

 

今回の阪神優勝クーポンを経験してみて、思うのは、

・そのクーポンを出すまでどんな準備をしたのか、

・そのクーポンはお店のイメージとマッチしているのか、

が重要だった、ということです。

 

タイガースが惜しくも優勝を逃した2021年から、私のお店はタイガース全面応援体制に振り切っています。全従業員にユニホームを支給して、期間限定ユニホーム着用営業を実行していました。



どこからどう見ても阪神ファンのお店です。仁川駅近辺で、ユニホームを着せて営業しているお店は当店だけだと思います。

 

「いやらしく見えないかな?」とか

「他の球団のファンの人もいるかな?」とか心配でしたが、

甲子園球場まで車で10分・佐藤選手の出身校の仁川学院まで徒歩10分”という立地条件から「タイガース応援体制を取る」という判断をいたしました。

 

ユニホームを着用していること以外は普通の営業です。「タイガースコース」とか「江川の耳焼き」とかのスペシャルメニューなんかはありませんけどね。

 

お客様にとって、わかりやすいコンセプトで予想通りのクーポンを出すと、お客様も受け入れやすくて、即利用ってなるんでしょう。

 

唐突にものすごく安いクーポンを出しても「なんで、この店が、こんなクーポンを?」と思われたら成功しません。

 

たかが、クーポンですが通常時のお店の営業状態、営業方針によって反響が変わるということが確認できました。

 

「あそこのおやじは阪神ファンやから、なんかやりよるで!」と思われているから

お客様は「おめでとうございます」と言いながらご来店されるのでしょう。

 

ええ経験をしました。これからに生かしたいと思います。

 

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