飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「使う」と「任せる」は大違い

 

タッチパネルや配膳ロボットを配置しているお店が多いです。

どういうお店が成功していて

どういうお店は失敗してくのか、

それについて考えますと

 

「忙しいからマシンを使う」お店は成功し

「人がいないからマシンを導入する」お店は破滅するでしょう。

断言します。

 

現在の科学の水準では、どんな業界においても

「人間に代わるマシン」は開発できていません。

 

いまのところマシンは

「人間が使う便利な道具」にすぎませんん。

 

忙しいお店は、便利な道具を使って、機能性を高めて

「人が良い仕事をする」のです。

 

売れているから人手不足に見える状態と

人事的管理能力が低いから人手不足になった状態は

一見同じに見えますが、プロフェッショナルな視点でみると

全く違う。

 

生産性や機能性がUPして1.5人分の仕事を1人やっているような光景を見て

人不足解消に役立つのではないか?と発想する気持ちはわかりますが

マシンが人の代わりをできる時代は まだ到来していないのです。

 

よく売れているお店が、

配膳ロボットを使って一度にたくさんのお皿を運ぶような考え方は有効です。

 

 

しかし「1往復しかない作業をマシンに任せちゃう」という行為とは

本質的に違うのです。

 

マシンは何をするためにあるのか?

そこを誤解したら、サービスは崩壊するでしょう。

すでに多くのお店では崩壊しています。

ほんとうにそれが人不足対策なのですか?

 

マシンのすべてが悪いのではありません。

タッチパネルも配膳ロボットも不要物ではないのです。

 

よく考えてうまく使ってほしいのですが、

見当違いなお店が大多数です。

大丈夫でしょうかねえ。危険です。

 

「使う」と「任せる」は大違い

 

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