飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

9月の応募はおいしいよ

飲食店にとって、9月のアルバイト募集活動っておいしいことも多いです。

 

こんなこと言うと

 

何が? っておもいますよね。

 

9月に面接したSさんは近所に住んでいる大学1年生ですが、春先から違う飲食店でアルバイトしていました。

その飲食店が閉店してしまうことになって、当店に応募してきました。

 

こういう人は若手なのに「即戦力」です。

初めてアルバイトする人と比べると、いろんなことを経験しているからです。

 

お客様に挨拶するとか、お酒や飲み物をサーブするとか、飲食店の一連の流れを知っているだけでも大きな違いです。

 

Sさんのように、最初のお店がつぶれてしまったとか 家から遠すぎたとかの理由で転職するのが、夏休み明けの9月になるのです。

 

半年ぐらいで基礎的な事を身につけた人がそのまんま移籍していただけると、育成期間は大幅短縮されます。

 

また、前のお店がええ加減な人材管理をしていて不満をもっていたりすると、「水を得た魚」のように生き生きと働いてくれます。

 

どの職場もチームワークがあり、魅力があるので、そううまくはいきませんが、たまに「9月の即戦力新人」に出会うと非常に嬉しくなります。

 

ですから、9月の募集活動はとても有効です。

9月は即戦力新人を狙って募集活動をするのです。

 

動いている人は少ないので、応募を得れない年もありますが、

応募してくる人は使える人材であることが多い。

 

今回のSさんは大当たりの人材でした。

本人には「なんで最初からうちにこなかったんだい」とは言いましたが、

本心は「よくぞ他店で武者修行してくれたね」という気持ちもあります。

そういうことですから、一度お試しください。

 

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