飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

4年生はオールマイティなのです

11月中旬になりました。

 

だんだん大学4年生アルバイトの稼働が減ってきて、1・2年生の稼働率が上がってきました。

年が明ければ、もう下宿を引き払う人や、新しい就職先の研修がはじまる人もでてきます。そうなると完全引退です。

 

もう、この人達と一緒に働く事ができるのもあと数回かもしれません。

 

1年生のときはコロナ禍真っ最中だったこともありますが、なかなか上達しなかった人もいました。

 

いろんなことにNGを出しました。

 

・簡単な仕事を複雑にするな

・1人でできる事を2人でやろうとするな

・手伝おうとしているが、結果として邪魔しているぞ

・お客様より先輩に気を使っているんじゃないか

 

新人さんが陥りやすい失敗ではありますが、見過ごしていては成長しませんのできっちりと伝えましたが、やはりこんなおっさんに”ダメ出し”されると、悲しくなるし、落ち込むし、泣きたくなるんでしょう。

 

ツラそうでした。

 

(指摘するこっちもツラいねん)

と言いたい気持ちを抑え、あえてちゃんと言いました。

 

自分では、優しく伝えたつもりなのですが、内容がキツイので全然ソフトになっていないことも多かったです。

 

でも、上級生になるにしたがって、私をいじるような行動にでるなど、とても良い関係になります。率直なコミュニケーションが良い方向にでるのです。

 

いまでは、私がやってほしい事を、私が指示する前にやってくれる4年生たちです。

 

どんなお客様に対応させても、トラブったり、あせったりして失敗することは絶対にありません。

自分らしく、サービスを展開してくれます。自分で判断して行動できるのです。

 

お店の宝物に育った彼ら彼女らを失う日が近いと思うと憂鬱ですが、就職して新しい環境に挑戦する日を楽しみにしているような会話を聞くと、「頑張ってや!」と思うばかりです。

 

あと数回ですが、よろしく頼む

 

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