飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

クチコミで勉強しました

 

 

最近諸般の事情で他店のクチコミを読む機会がありました。

これまで他のお店のクチコミを読み込むなんてことはなかったのですが、

いざ、読んでみると

「そのお店、そのお店ごとの悩みや痛みってあるんだなあ」と思わされました。

 

精肉店の2階にある焼き肉店だから、「お肉が美味しい、美味しい」って褒められているんだろうなあ、って思っていたのですが、

 

そういうコメントの中に「精肉店の経営なんだからうまいのは当たり前として・・・」って書いて厳しい意見を書く人も結構おられました。

 

「怖い・・怖すぎる」

 

美味しいものは美味しいでいいじゃないか! と思うのですが、

実際はそうではなくて、

 

おいしいけど・・サービスが とか

良い肉だけど・・・・タレが とか

肉はうまいがその他のメニューが・・とか

 

当店とはタイプの違う、手厳しいコメントです

さすがに精肉店直営ですから、肉がおいしくないとは書かれませんが、その反動なのか、他のメニューやサービスへのハードルが上がってしまっているように見えました。

 

で、

もいちど当店の口コミを見てみるとその特徴は

良い点数をつけてくれている人はいろいろコメントがありますが、

良くない点数の人はノーコメントが多いように思います。

さらに、全体的にコメントが短い・・・

 

なんでかなあ。

 

コメントには、内容にかかわらずもれなく「お礼の返信」をするようにしていますが、そういうことも関係しているのでしょうか?

 

さらに

サービスについて厳しい評価をされているコメントが見つかりません。

「店員の対応が悪い」って言うコメントは見たことないです。

(店長の態度が悪いってのはありましたけどねえ)

 

味の評価は 料理という「モノ」への評価ですから、個人の感情でいくらでも厳しく書けますけど、

サービスの評価は 通常「ヒト」への評価になりますので、バイトさんが一生懸命やってる限り、すこしくらいミスがあっても許してしまう傾向もでるのかもしれません。(腹を立てるような事があったら別ですけど)

 

しかし QRによる注文システムとかタッチパネルを使ったシステムの場合、接客時間が激減しますので、その評価も「モノ」に対しているような感覚になってしまうときがあるのかもしれませんね。

 

ひょんな事から、他店のいろんな口コミを拝見してみて、お店のイメージと重ね合わせながら読んでいると、結構な勉強になりました。

 

どんな内容でも、お客様のご意見は真摯にうけとめていきます。

もちろん「これは誤解だな」と思う内容には丁寧に説明を書きます。

 

つまりは正直かつ誠実にに営業しているのが一番ラクですし、いろんな意見を参考にしやすいということですね。

 

もし、私のお店にご来店されていて口コミを記入された事のない方がおられたら、ご意見でもお褒めの言葉でもいいですから、口コミをいれてみてくれませんか。

いろんな気づきがあるので非常にありがたいです。

(他店の口コミで勉強している場合ではないですから)

 

👇よかったら、ポチっとしてください