飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

スケジュール交渉のあれこれ

年末って、いろいろバタバタします。

帰省・宴会・旅行・試験勉強などいろんな個人的行事もあるので、アルバイトさんが集まるのか集まらないのか・・・難しい時です。

 

私も現在12月のスケジュールを作成しています。

帰省する人の予測もして、積極的に採用してきたし、

いろいろ年末スケジュールに対してコミュニケーションをとってきましたので、

だいたい埋まりました。

 

でも、12月の中旬になぜか「人が足りない土曜日」が発生しました。なぜか希望スケジュールでOFFを提出する人が多くて不足なのです。他の日は年末まで充足しているのに・・です。

 

こういうことは良くあります。

 

対応策として、「12月〇日だれか働けませんか?」と問いかけるのですが、

その問いかけかたについてはコツがあります。

 

まず

・個人対個人のLINEを使い

・4年生から順番に当たっていくのです。

 

そして、断られたら

・「了解。返信ありがとう」というメッセージを送って、あっさり終わらせるのです。

 

全員が見ているLINEグループなどで、「だれか働けませんか?」というやり方はセンスが無いと思います。

アルバイトさんがそのシチュエーション「はい、私働けます」と答えるのは相当勇気が要りますし、数人が同時に希望されたら、公開選考しないといけない。だからリーダーのセンスを感じないやり方なのです。

 

年次の高い人から交渉していく理由は、長年の付き合いでお互いの性格を理解しているので、トラブルが少ないし、変な気の使い方をしなくて済むからです。

年次が浅くて、まだお互いがお互いを理解しきれていない関係ですと

「断ったら嫌われるかしら」とか、

「引き受けたら、なし崩し的に今後も私ばかり交渉されるんじゃないかしら」

とか

そういう疑念が発生するかもしれません。めんどうくさいのです。

ただし、年次が深い人とで「関係が冷え切っていて交渉できない」ケースもあるでしょう。そういう場合は交渉しないほうがいいのですが、

交渉検討は年次順にやってください。

 

で、OKでもNGでも、あっさり交渉を終わらせておくことです。

そうすることによってことわっても問題ないことが理解できれば、次回の交渉のハードルが下がります。

4年生ともなれば、何度か交渉を受けているので、

自然体で受けてくれて、

それなりに調整して「OK」を出してくれるのでしょう。

成功確率は4年生が断トツです。

 

「おまえ、働けるんやったら最初から希望スケジュールだしとけよ」とか、、

「いつも断るよなあ」

とか、絶対に言っては行けません。

カンタンなノウハウですが一度試してください。うまくいきます。

 

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