飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

交通整理を見て、リーダーシップの法則を思い出す

最近通勤中に道路工事による交通整理に出くわし、思ったより到着が惜しくなることが多いです。

年度末になると道路工事が増える、という都市伝説のようなものを聞いたことがありますが、「これもまたコロナが終わって増えたもの(こと)」のひとつかもしれません。

 

この道路工事について(私の居住する地域だけの問題かもしれませんが)、とても不満に思う事があります。

 

それは「交通整理がヘタでわかりにくい。」ことです。

誘導灯

 

片側通行に車線規制しているときなど、「止まれ」なのか「行け」なのかだけがわかればいいのですが、何やら口で「どうぞ」とか叫んでいる警備員さんがいます。

 

寒いから窓を閉めているし、バイクのときはヘルメット内蔵スピーカーで音楽を聴いているから聞こえる訳ないのですが、一生懸命叫んでいます。

 

また先日も、歩道の手前でとめられているとき、歩道を自転車が通り過ぎようとしたときに、誘導灯(誘導棒)を左方向に振ったので私が行こうとしたのです。

でもそれは右方向からくる自転車に向かって振ったらしく、慌てて私の車をストップしわざわざ運転席までやってきて、「すみませんちょっとまっててください」と行ってきました。

(あなたが誘導灯をまぎらわしく動かしたからですよ)と言いたかったけど、時間もないので黙っていました。

 

運転手の見ているものは「誘導灯(誘導棒)」だけだと思います。

シンプルに誘導灯の角度と方向さえ動かさなければ、車は動きません。

自転車や歩行者には口頭で指示すればいいでしょうが、車に対しては誘導灯で指示するのです。そこら辺の技能が無い人なのでしょう。

 

リーダーシップ= 敬意 ×  信頼

 

こういう法則があります。

いかなる場合においても相手に指示すには、指示する側に(小さな)リーダーシップが必要になります。

リーダーシップを成立させる要件は

「誠意があって信頼できる人であること × 敬意に値する能力があること」です。

この2つは 「掛け算」されております

 

つまり

誠意のある人でも能力が全くなければ、チームは言う事を聞かない

能力が高くても、人間性が悪ければチームは動かない、ということです。

 

私が何度も出くわしている警備員さんは 

誠意ある対応はしているが技能が低すぎるから指示(リーダーシップ)が伝わらないケースの典型だと思いました。こうなると変な感情が働いて、その人を嫌いになったりもします。

 

「いい人なんだけどねえ」と言われながら、信頼されず、、仕事を失敗させるリーダー像に似ています。 

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