飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

信頼と親心と・・

私は毎年アルバイトしてくれている人のご実家に(本人宛の)年賀状を出しています。

ペーパー年賀状の廃止論がある中ですが、ずっと続けています。

 

1年間の勤務への感謝とご家族への挨拶を目的としています。些細な事しかできませんが、ご実家の信頼を得る事がすこしでもできれば、と思っています。

親御さんの気持ちになれば、子供を下宿させて大学に通わせる事はとても心配だと思います。負担も相当なものでしょう。

 

せめて「変なお店でアルバイトしてるんじゃないのか」とか「アルバイト先で苦労をしてるんじゃないか」という心配はかけたくないです。

年賀状にはそんな気持ちを込めています。日本には年賀状という習慣があってよかったと思います。

 

先日男子アルバイトのS君のご両親がランチタイムに食事に来られました。

この日は下宿を引き払う日で、就職までの期間は他県の実家に戻るのです。

ご丁寧にあいさつをされ、お土産をいただき、しっかり食事をしてくれました。

ご両親とは初対面でしたので、大した話もできませんでした。

「S君はとても有能でしたし、助けてくれました」と言いましたが、営業中で落ち着いて話せなかったのでどこまで真意がつたわったのか?不安でした。

 

お母様からは「まかないを食べさせてもらって・・・」という感謝のお言葉をいただきました。いつの世も、お母様の心配はやはり子供の食事なんですね。

 

帰り際にお父様から「毎年、年賀状をいただいて・・・」という感謝のお言葉をいただきました。これは父親らしい視点というか、、、、礼儀に対して礼儀で答える行為に見えました。息子さんに出した年賀状ですから親御さんが感謝する必要はないのですが、お父様は私が年賀状を出している真意、、、、、すなわち「親御さんの心配を少しでも解消できれば・・」と思っている気持ちをわかってくださっていると感じました。

 

最後にS君が「写真を撮ってください」といってきたので私と2人の写真をとりました。

その日のうちにインスタで出てました。現代っ子ですね(笑)

👇ポチっとしてください