２０２３年はタイガースが３８年ぶりに日本一になりました。
私のお店でも、優勝した時期は岡田監督の背番号にちなんで「生ビール1杯８０円」にしました。「お祝い」の意味もありますし、普段からタイガース応援体制を引いているのも関わらす「優勝記念セール」を行わないなんてことは許されない、とも思っていました。顧客との信頼関係の問題です。
阪神優勝の大騒ぎの中で、リピーターになってくれたお客様の中にはすでに3月30日開幕戦の試合開始時間に予約を入れてくれている人もいます。「縁起のいいお店」という認識なのかもしれません。お名前を覚えました。
そんな状況の中
とある信用金庫さんから連絡があって、お金の話がいろいろありました。おもに借り換えの話なのですが、ストレートに「借りてください」って言われた話でもないのでいろいろややこしい手順の伴なう件です。「貸してください」なんて言ってませんし。
結局私はめんどくさくなってきて
「あのねえ、御社は長い間阪神タイガースの応援定期預金を作ったり、タイガースユニホームを着て営業したりしてたよね。で、俺もタイガース定期の預金者ですよ。しかし、38年ぶりに優勝したときに何か配ったりしたの？」
行員「いえ、なにも・・」
私「商売ヘタすぎるやろ。優勝記念ボールペンを配るとか・・38年ぶりにちなんで預金者に38円とか380円とか0.38%の配当をするとか、目に見える事をしないといけないよね。」
と、言ってしまいました。
ビジネスで応援体制をとっていた阪神タイガースが38年ぶりに優勝したんだから目に見える形で還元セールしないと、その後の信頼関係に関わると思います。
企業としていろんな事情があるとは思いますが、タイガース定期の預金者には何も伝わっていません。こりゃ大きな失敗ではなないかと思います。
銀行さんは優勝記念で何をしたらいいのか難しいですが、それこそがチャレンジですね。そもそも難しいコンセプトに挑戦していたのですから優勝時に何をするかがおおきなポイントですやん。ここで失敗したら「めったに優勝しないから企画したんか？」と思われまっせ。
今年は アレンパするかもしれませんので、みなさん気を付けてください。
「乗せるだけ乗せてほったらかし」では逆効果です。
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