飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

テレビ

テレビの報道、放送っていろんなしがらみがあるんですね。

 

大谷翔平選手の結婚報道があって、今もお相手は誰なのか明確にはされていません。ネットにおいては、あるバスケット選手で慎重180cmの女性がお相手ではないか、という方向性になっています。とても感じが良い人だと思いました。

面白いのは、日本の各テレビ局が必死になって、お相手を推察するようなコメントを避けようとしている事です。すでにネット内ではほぼ確定しているので、その話題に触れないように細心の注意を払っています。

 

そんな中、和田アキ子さんがお昼の生番組で、うっかり「奥様が180センチぐらいあるんでしょ?」って言ってしまいました。するとアナウンサーや共演者が必死になって「なにもわかっていない」「想像」と付け足して、発言をなかった事にしようとした映像がありました。生放送でしたから全部放映されてしまい、和田アキ子さんも平謝りです。

異様な光景です。

hochi.news

こんなことになったのにはいろんな理由があるようですが、

「大谷選手側にクレームをつけられたくない、まちがってもテレビ局自体が取材拒否なんかになったら大変だ」という意識が働いているようです。

 

ドジャースと大谷選手にとって、世界中のメディアの取材を受ける中で日本の一放送局を取材拒否にする事なんて簡単な事です。事実として、ある国の放送局が無断で立ち入り禁止のエリアで取材したためいつまでも取材禁止になっているそうです。

 

現在において、大谷選手の取材ができない状況になったり、大谷選手側からクレームをつけられたりするのは最悪の事態なんでしょうね。

 

逆にこのシーンを見て「テレビって自由に報道できないんだな」と確信しました。視聴者の多くが「身長180センチの女性」って聞いただけで、誰なのかを想像できる状態なのに、怖いモノ扱いして触れないってことは、他の事についても同様なのでしょう。忖度重視の世界です。

 

コロナ禍において、飲食店が悪者にされているとき、「そんな理屈はおかしいだろ」っていう声は全く拾われなかった事を思い出しました。

 

和田アキ子さんの例は笑い話ですが、コロナ禍の飲食店への報道偏向は笑えない経験でした。いまだに引きずっています。

偏向した(はやまった)報道で。多くの国民を悩ませたり怒らせたりしても平気ですが、大谷選手とドジャースには絶対におこられたくない・・・?

 

結局「テレビは。取材先やスポンサーの影響でなんとでも言うし、何にも言わない事を選択することもできるんだなあ」と思うしかなかった。

 

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