飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

飲食店舗の古くて新しい挑戦

最近

こんなことがめずらしいことになってきている傾向があります。

 

・ホールが若い女だけであること

・ホール女子がマスクをしていないこと

・オーダー取りに端末を使っていないこと

 (そもそも人間がオーダーを取っている事)

・ホール係が呼ばれてもいないのにサービスしてくれること

・従業員がにこやかなこと

充分な人数が配置されていること

 

特に、チェーン店では

サービスに関わる若い女子はほとんどマスクしています。

年配の女性がマスクをしていないお店でも

若い人はマスクをします

衛生観念というよりも、

「顔を隠したい」としか思えないです。

働いていることを隠したいのでしょうか

 

マスクをしていると 声が聞こえずらいですし、表情もわかりませんから

サービスレベルは必然的かつ物理的に下がります。

マスクは個人判断ですから、

「全員マスクを外しなさい」とか「全員マスクをつけなさい」とは言えません。

難しい問題です。

 

さらに、

不思議な事に大半の従業員が常時マスクをして営業しているのに、宣伝やリクルートポスターの中の従業員はマスクをしていません。これは如実に「矛盾」をあらわしています。この問題を克服できないならチェーン店の未来は暗い。

こんなポスター出してるけど、全従業員がマスクしてるよね。



 

で、

先日、女性のお客様からお褒めの言葉をいただきました

「店員さんが可愛い女の人ばかりですね。それもスペシャルな人ばかり!東京にこんなお店は無いよお」と。

どうやら関東に住まれている方で、ご実家が兵庫県のようです。

 

当店は、特別なサービスをしているわけではなく

「やり方が古い」だけです。あえて「古い」と書きましたが、時代遅れという意味ではありません。

マスクはしてないし、若い女性が端末を使わずに、紙でオーダーを取っています。

過去からの経験を生かしたやりかたではありますが、現代において不可能だとは全く思いませんので、今もやり方を変えていないだけです。

 

周辺のお店や社会的は風潮が変わる事によって、このやり方は「古くて新しい」ものになるのかもしれません。その日が来るような気がします。

 

もちろん若い人とコミュニケーションするツールは大きく変わりました。スマホ、インスタ、ライン、など情報発信する方法も全て変わりました。それは全てマスターしています。 昔は「家に電話」するくらいしか連絡ツールがありませんでしたから、ずいぶん便利になってやりやすくなっています。休憩室に連絡ノートを置いていて、それを読ませたりしていたこともLINEグループなどをつかえばもっと早く伝えたりできますので活用しています。

「古いやり方」といっても、そういうツールの話ではなく、どうやってサービスレベルを良い状態で安定させるか?という本質的論理を変えていない、という事を言っています。

多くのお店は(チェーン店含む)低いレベルで安定してしまっています。

 

「古くて新しい」やりかたの時代が来る日も近いのではないかと思います。

流行ってそんなもんですから。

 

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