飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

コミュニケーションの秘訣:アルバイトさんとの関係性

本日朝目覚めて、一番最初に思った事が

「さあ、今日は(阪神タイガースが)勝つぞ!!」でした。

そう思った直後

「俺は何を考えているんだ?そんなにトラキチでもなかったのに、なぜこんな事を思ってしまったのか?」と愕然としてしまいました。

 

こんなこと思う事もあまりなかったし、少なくともこれまでは「今日は勝つかな?」だったのです。それが「今日は勝つぞ!!」なんておかしな感情なのです。

 

思うに、この1~2年はYouTube阪神タイガースの情報ばっかり見ています。岡田監督の采配に興味をもったこともありますが、新しいiPadを手に入れたってことも原因でしょう。

タイガースが日本一になったこともあって、今や、チームや選手の細かい情報が常に出ています。2軍でくすぶっている選手の状況まで解説してくれます。さらにAIが「このおっさんは阪神ファンやな」と判断したのか、どんどん優先的にタイガース情報が送られてきます。

そんな閲覧生活をしていると、知らず知らずのうちにタイガースへの親近感が増し、無意識に「今日は勝つかな?」が「今日は勝つぞ!」に変わってしまったんだと思います。AIって怖いですね

こんなんばっかり見てる

YouTubeを使う前、タイガース情報は地上波の番組とスポーツ新聞だけですから、外部的かつ批判的なファンでおれましたが、もう今は「仲間」的な立場になってしまっています。

 

情報はその質と量と密度によって無意識に(サブリミナル的に?)相手の考え方に影響するんですね。考え方に影響するということは発想にも変化がでるのでしょう。

 

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アルバイトさんとの関係においても、交換する情報の量と質によっておたがいの行動の変化が出ます。1年目の人と4年目の人だったら、私との人間関係の深さも質もぜんぜんちがいます。会話の内容も変わってくる。

 

1年目の人が相手だと緊張感が出て、言いたい事が伝わらないもどかしさがあります。相手が人懐っこい人だったとしても・・です。

 

毎週3回働いてくれる人と、毎週1回しか働かない人では 毎週3回働いてくれる人のほうが3倍以上早く仲良くなれるし、質が高くてスピーディーに意思の疎通ができるようになります。

 

そうなると、お互いが相手の立場を考えて動くようになります、一種の「ファミリー感」が出てくるのです。

 

こちらが、「本当はこうしてほしいのだが、そうは言えないなあ」という気持ちを察してくれたりします。

 

これまでは私だけが相手の気持ちを察しているんだ、と思っていましたが、働く方も私の気持ちを正しく察してくれている人も出てきました。

 

それは累計のコミュニケーション回数(年数)が多い人である事に気が付きました。

 

YouTubeと同じで相手から得る情報が 多いほど、親密になっていくのです。知らず知らずのうちにです。

 

だからアルバイトさんとは、良いコミュニケーションを取り続ける必要があります。

確実な自分に成果がかえって来るアクションですが、熱心にやりすぎるとリジェクトされてしまうことがあるので慎重さとセンスが必要です。

 

阪神の2軍情報なんかほとんど必要ない情報ですが、そんな情報でもコミュニケーションの量にはカウントされると思いましたので、アルバイトさんに自分の好きな「あたりさわりのない情報を」すこしづつ話してみるのもいいんじゃないですか?

公式・非公式関係なく、まずは「量」を確保しましょう。

 

仲良くなるって、そういうことですから