大学生アルバイトの応募が止まりません。
特に女性の1年生の応募が続いています。
時給をすこし上げていたり、夏休み前であることを加味しても、近年まれにみるハイペースです。
面接にくる人のレベルも高く「黄金期」の到来を予感せざるを得ません。
「何が起こっているのか?」
いろいろな要素や学生さんの意見などから考えてみました。
まず、
飲食業全体、とくにチェーン店でタッチパネルやモバイルオーダー、配膳ロボットなどのDX化が進んでいますが、そのほとんどはサービスリアへの投資です。
サービスエリアは、これまで女子学生の皆さんがアルバイトとして担ってきたジャンルです。
したがって、マシンが導入されましたので、女子学生たちを排除しないと利益が確保できません。
企業はここ数年でDX化を進めた成果として、なんとしても「人件費の抑制」を導き出したい。
しかし、既存のアルバイトを削減することは労働法上難しいので、簡単には人減らしできません。
だから労務費はすぐには下がりませんでしたが、
新規採用人数は簡単に削減できます。
サービスエリアの新規雇用を凍結しマシンに置き換えれば、すぐにコスト削減の効果が得れます。
その「サービスエリア採用凍結元年」が今年なのではないでしょうか。
卒業する人を送り出し、本格的にサービスをマシン化し、新規採用をしないのです。
今では、多くのチェーン店はホールに「人間」を必要としていません。
「そのあおり(影響)を、これから女子大生さんたちが受けていく」と考えてもおかしくはないでしょう。
また、DX化の進んだお店に、女子が採用されても「面白くないし、仕事への興味がわかない」。
サービスの関する仕事が無いからです。(これは実際に応募してきた女子の「声」です)
ですから、個人事業のお店とか、DX化が進んでいないお店に。「人間の女性」が集まってきます。そこにしか人間のニーズがないのですからしかたありません。
多くのチェーン店は「DX化によって、どんな労働力を排除してしまったのか?」をもう一度見直す必要があるのではないでしょうか。
「マシンを使いこなしてサービスをどこまで高めていくか」
を追求しているお店もあると思いますが
ほとんどのチェーンでは単なる「人減らし」の道具となっています。
いくら慢性的人手不足だからといって全国の女子大生の数が急に半分になったりはしません。多くの企業チェーン店はこれまでサービスの担い手として採用していた女性従業員を採用しなくなったので、彼女らは、マシン化の進んでいないお店で働くしかありません。
あくまでも空想の世界ですが、上記のような理論も成立するのではないでしょうか
マシン化が進んでいないお店は「人間:女子大生」をターゲットにしたリクルート活動を展開してみたらいかがでしょうか?
「配膳ロボット対人間の女性」の戦いが、これから繰り広げられるんです(笑)
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