飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

売れたら売れたで大変

今週のお題「急に寒いやん」

 

いよいよ寒くなってもつ鍋の季節になったことも

あり、GO TO イートの予約が急増してきました

今日、月曜もすでに4件16人・・

 

グルメサイトの設定を変えて2テーブル増やして

6件まで受付可能にしました。

こういう細かい設定変更ができるようになりましたよ

GO TO イートが始まってから、

新規のお客様が増えたような気がします

注文が要領をえなかったり、

「どこにお店あるのですか・・」という問い合わせが

あったり。

また、常連さんがホットペッパーポイント4500P

を使ってくれたり・・・

まあこれまで無かった事がおこります

 

でも、ちょっと困ったこともありまして

当店は予約時にメニューやコースの注文を受けていません

仮に受けても、作り置きしておく場所もありませんし

テーブルでお伺いする以外の方法で注文が入ってくると

間違いの原因にもなるので、やってないんです

 

でも、NETのお客様が

お客様からのコメントに

「〇〇コース希望」とか書いてくれてる事があります

・・・・ややこしいなあ

 

結局、ご来店されて、、従業員が注文を待ってたら

「なんで料理がこないんだ?」っていう軽いクレームに

なったりします。

そもそも、NETは席予約しか受け付けてないし

「〇〇コース希望」ってコメントでは個数もわからんし

注文ではないですやん、と思っても・・後の祭り

謝罪して、お出しする。

大した問題でもないので、気持ちよく食事して帰って

頂きましたが、 ヒヤヒヤしますわ。

 

 

グルメサイトさんの書き方もよくなくて

「コースを注文せずに予約する」って表記だから

あれっ どこかにコースを注文して予約するボタンが

あるのかな?って錯覚するかもしれん

早速、サイトの担当に連絡して

「なんとかならんか」と相談

 

サイト担当曰く

普通のお店は注文を欲しがるので、こうなってる

とのこと

つまり ウチが少数派ってことか・・・・・

 

人材育成を早期化するおおきな秘訣は

仕事の種類を増やさない事ですわ

昔、サウスウエスト航空が 取り扱い飛行機の種類を

ひとつだけにして、メンテナンスマンの育成スピードを

短縮してコスト削減したって話を、サイト担当に

言ってやった。

「だからいろんな方法でメニューを受けたら

こまるねんで」

 

とはいったが

おっさんのたわごとですわな

 

とにかく、店舗運営に ネット予約激増という

大量の新しいシステムがはいりこんできたで。

 

みんな大変やろなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

大統領問題に思う

今週のお題「急に寒いやん」

 

手前味噌な話ですが

唐突に、アルバイトさんに

アメリカの大統領、

だれになると思いますか?」

って聞かれました。

へー、そんなことを気にするのか?

と驚きました。

まっ 話は適当にしておいきましたが・・・

 

誰が勝つというよりも

アメリカの世論調査の報道で

面白かったこととして・・

 

あなたはどちらを支持しますか、

と聞くと

バイデンさんが有利なんですが

あなたの隣人はどちらを

支援しますかというと

トランプさんが有利の回答になってました

 

「はぁ、意味わからん?」と、

思いましたが

今日、テレビで解説している

女性の有識者の方の意見を

聞いて、納得しました。

 

曰く、

アメリカの市民層の中に、

市場調査のデータで話をする

コメンテーター等を

「富裕層」と感じて反感を

もってる人達も多くいて、

電話調査やNET調査に対して

ほんとのことを言わないという

現象もあるらしい。

 

 

「はー、そんなもんですか。」と思う

 

にわかに信じがたいけど、調査会社が

『隣人は誰に投票するか?』

なんて設問するぐらいだから、

そうなんでしょうね。

 

結局、設問技術でホンネを探られてるやん!とも思うけど

 

今回の日本の感染騒動を見てて

いわゆる

「市場調査」や「数字の報道」を使って

コメンテーターが話をする映像を見て

ええかげんやなあ、と思う事もおおいです

 

例えば

外国の国で1日感染8万人、日本は1日500人

人口は日本の方が多い・・・・・

となると、危機感は下がるんちゃうの?

と思うけど、欧米の報道を中心にしてるんで

危機感は増す感じ・・

安全ではないんだから仕方ないか・・・

でも不信感はすこし出てくる

 

こういう不信感が溜まってくると

アメリカの意識調査みたいな事に

なってくるのかもしれませんねえ

 

とにかく寒くなってきてるので

感染人数が増えてきているようですが

 

早めに頭打ちしてほしいですよ

ただただ、祈るのみ

 

 

 

 

 

飲食店の経験したこと

 手前味噌なお話ですが

 

いよいよ感染騒動の重大な影響が

社会に表れてきましたね

ANAさんが社員さんが大量出向とか

JRさんが大赤字とか・・

私たちのような個人営業の飲食店の

経営難とは比較にならない規模の

問題が出て来てます

 

半年近く 国民の移動や活動を

ストップさせたら何がおこるか・・・

それを知ってるから政府は強引に

GO TO トラベルから

始めたんでしょうね

 

移動がストップになるなんて・・

人を移動させる仕事・・の皆さんは

絶望したでしょう


私がその立場だったとしても

どうしていいかわかりません

 

テレビの野球中継をみても、

スタンドに観客がまばら・・

甲子園なんか 必ず満席だったのに、

全然いない

you tubeで 今オフのFA宣言で 

何億円も もらう選手が出てくる・・

とか言ってますが、

球団はそんなカネないやろ

試合数や観客数が足らないのだから

選手の年報は

基本的に大幅ダウンちゃいますか

ベテラン選手はことごとく

戦力外になっていくでしょうし

もうなってる

 

テレビでも 

12時からのワイドショーと

2時からのワイドショーが合併して

ひとつ番組になったり・・・・

これは編成による経費削減ですね

番組内容の刷新とかしないで、

急場を凌ぐわけです。

コスト第一で視聴者はその次、、

 

 

前にも書きましたが

経済活動が数か月止まる・・となると

これは「戦争」が起こったのと同じで

市場は「焼け野原」ですやん


今は戦後の再建期みたいなもんです

 

我々飲食店は比較的早めに 

ダメになったので

「何をしてでも再建する」

という気持ちになれました


戦後のヤミ市は経験したことないけど

そういうところから商売を始める決意でした


今、そこそこお客様に来ていただいてますが

つぶれちゃったお店も多数ありますし・・・

 

大きな会社は 

すぐには影響がなかったでしょうから

なんとなく心配しながらも

「ウチは大丈夫だろう」とか

思っていた人も多いでしょうか

 

テレビで

街頭インタビューに答える人の感じを

見てると

あんまり経済への危機感が出てなかった


TV局がそういう意見しか

放映しなかったのかもしれませんが

 

いよいよ

本格的な影響がでますので


みなさん 

気を確かにもってください

 

給料下るかもしれません

リストラされるかもしれません

抵抗しても、

どうしようもないかもしれません

 

個人営業の飲食店経営者としては

お客さんが突然ゼロ=収入ゼロ 

の経験をしましたので

メンタル面では

すこしはお力になれるかもしれません


金銭面はムリです


 

とにかく変化に対応して

情報を収集して、小さな事をどんどんやり続けてください

 

自分の立場をわかってくれる人は

ほとんどいません

 

団結で乗り越えることができれ

いいのですが

まず 自分が生き延びる事を考えましょう


とにかく未曾有の事態ですから

なまはんかな経験しかない人や

ちゃんと給料もらってる人の言うことは

信用したらあかん

 

 

現場の話題を集める

手前味噌な話ですが

 

肉問屋の配達の人と良く話をするようになりました

というのも、最近よく話しかけてくるんです

コロナ禍を乗り越えるために 肉問屋さんが

戦略的な営業をしてるのかな・・と思います

 

この間も

「タン先とか あまったらどないしてはりますか」

と聞かれました。

 

当店では 牛タンは皮つきのまま仕入れて

お店で皮をむきます。

上タン、並タンはしっかり売れますが

スジ肉やタンシタやタン先とかが余ってきます

その余ったお肉をどうするか・・

 

いろんな新メニューやまかないなどに投入して

廃棄を0にするのですが・・・

「余ったお材料で新メニューを作って、

それが売れて廃棄が0になったら、うれしいねえ」

とか言います

 

こういう話をすることは結構楽しい・・・

 

肉問屋さんに「なんでこんな事聞いてくるの」

って聞いたら「勉強のため」とか

「ほかのお店に聞かれたときとために」

とか、言うてましたね。

 

現場の話題を集めるのはいいことだと

思いますね

 

 

で、肉問屋さんからも情報をいただきます

 

「8割のお店は 『人不足やあ』って言いますよ」

とのこと

 

なんでやろ?

コロナ禍で人手は余ってるはずだから、

人不足なんかにはならないんじゃないの?

 

人が集まる・集まらない理由は

有効求人倍率の問題だけではないのだな

 

需要と供給のバランスだけではないのかも・・

 

思うに

 

どんなお店に配属しても 人を充足させる店長さんと

どんなに上手くいってるお店に配属しても

人不足に陥させる店長さんがいると思う

 

もちろん、

「どんなお店に配属しても 人を充足させている店長」

こそが、良い店長で、みんなの模範となるべきなのです

 

しかし現場に弱い経営陣から見ると

その人は「普通のお店の普通の店長」に見えるので

その優秀性がわからない

 

そんなときに

どこへ配属しても人不足にする店長さんに

「今は人不足時代なんです」

なんて言われると、

「現場の情報得た!」とばかりに

直属の部長(部下)とかに

現場の問題についてどう対処してるんだ?とか

詰めます。

 

で、みんな右往左往します

 

ただ、ただ その店長さんの

問題なだけですけどね・・・・・

 

そういう茶番劇よく見ますね

 

 

 

 

 

 

 

11月のスケジュール作成で悩む

手前味噌な話ですが

20日以降来月11月の

店舗アルバイトのスケジュールを

作成していました。

集中してやらなけばいけない状況だったので

ブログを休んでいました

 

希望(可能)スケジュールは

十分な量がありました。しかし、

十分すぎたので、

誰に働いてもらうかを考えるのには

苦労しました。

売上がもっと上がれば簡単なのですが、

それほどでもないので・・・

 

11月のいろんなイベントに期待します

 

 

 さて、

誰を選ぶか・・・を考えてるので 

必然的にバイトさんの動きや

働きぶりをじっくりみてしまってました

 

で、

気が付くのは

やはり、ひとりひとり動き方が違う

笑顔、チームワーク、正確さ、常識的判断、

商売スピリット、整理整頓、緻密さ、

などなど

どんな人も 長所・短所があります

 

 

年次と能力を見比べての評価もあります

 

上級生なのに いつまでも新人のように

「指示待ち」な人は

ほかの従業員が期待する動きを

とれてないので

新人より「足手まとい」になります

 

「動きそうで動かない上級生」は

「動けない新人」より 

始末が悪いってことやなあ

 

もちろん、

みんな一生懸命働いてくれているのですが、仕事に対する興味の差というのか

ある一定の期間が過ぎると

動きに変化が見れなくなる人がいます

 

でも、それはその人の特性であって 

問題点ではないのかもしれません

 

経営の神様:松下幸之助さんが

よく「2:6:2の法則」って言ってましたが

組織って どんなに優秀な人を集めても

 

2 いてほしい人   優秀な人

6 どちらでもいい人 普通の人

2 いては困る人   劣る人

 

に分かれますという理論です

 

下位2割は

辞めさせるべき人だと思われがちですが、

実はそうではないと思ってます

 

確かに下位2割は存在します

前段に書いた

「指示待ちの人」は下位2割です

 

でも、一生懸命だから

「指示したら動く人」でもあるので

継続して、働いてもらいます。

 

すると、、、、

 

下位2割がある程度のレベルを保つので

残り8割のレベルも上がる

 

下位2割を辞めさせたからといって

そのあとにでてくる下位2割が

もっとレベル低かったら、残り8割の

レベルも下がるやん!!

 

って考える事にしました

 下位2割、働いてもらいます

 

それのほうがいい

 

 

 

来月のスケジュールを安定させる

手前味噌な話ですが

11月のアルバイトさんの勤務スケジュールを

作成する時期になりました

まずは稼働できる時間を申告してもらって

その中からピックアップしていきます

 

可能スケジュールが揃った段階で

来月が 安泰か危険かは解ります

来月は安泰です

 

でも12月になったら帰省は増えるし

売上は上がるし

先を見た警戒は必要。

 

今月は可能スケジュールに

いろいろ変化を感じています

 

まず、一部の3回生の稼働が下がりました

ちょっと例年よりはやいですね


就職活動を意識しているようです

男性ののほうが 就職活動を早めに始めたいと

思っている人が多いようです

 

感染騒動で求人倍率が下がってしまった

影響がでてきているわけです

 

1年生諸君の可能時間が減りました

学校の対面授業や

サークル活動が始まったせいですね

もひとつバイトを始めた人もいます

これはいいことだと思います

 

1年生さんは入学以来やることがないので

毎日ヒマー、って感じのスケジュールでした

さすがに 使いきれんし

なんか、せっかく大学生になったのに

勉強もそこそこで、アソビもないって

かわいそうに思ってました

 

でも、こちらも商売ですから

従業員が不足してはいけませんので

ほんとうに、

この稼働率で大丈夫か?を確認し

何人かの1人生には、

軽くラインを

送る時があります

 

「〇曜日が 全部休みだと、

   入れるシフトが激減するで」

とか

「〇曜日 あと1時間早くこれないと

   入れるシフトが激減するかも」

 

言い方間違えたらめっちゃ怖いんですけど

お店のシフトにはパターンがあって

そのシフトをカバーするように出して

もらわないと、

出してる割に働けないと

言う結論になるんですわ


本人はたくさんスケジュール出したから、

価値があると思ってるかもしれないけど、

経営者が見て、忙しい時間が外れてたら

それほど価値がない。

このあたりを、事前に伝える努力を

します。

 

スケジュールを完成させる前に

伝えておく事が大切です

 

なぜなら

希望スケジュールの段階で変更してくれれば

調整しやすくなるし

仮に、働く時間が減ってしまっても

本人の希望スケジュールがニーズを満たして

いなかったためだと、理解してもらえるからですね


最後は

「つかえんもんはつかえん」ですから

 

アルバイトの穴があけば

「売り手主導」の交渉になりますが

穴がなければ

「買い手主導」になる

これも、ポイントですかね

 

希望スケジュールを順当に確保することが

スケジュール安定のための ゴールでしょうな

 

 

 

回転すしさんへ定期調査

 

回転すしさんに行きました

 

以前、ブログに書いたのですが

感染騒動で外食にお客さんが来なくなったあと

外食意欲回復の度合いを見るために、

定期的に回転すしのお店に行ってました

4~5月ごろは日曜の昼でもガラガラですぐに

座れました。

 

その後、徐々にお客さんが増えていきましたが

以前の賑わいはなかってです

日曜日にいっても駐車場が空いてるし

待ち時間もないし・・

前途多難やなあと思ってましたよ

 

でも

この間の日曜日

ひさびさに、超満員でしたわ

待合の椅子も満タンで40分待ち!

戻ってきたわー、

 

お客様の外食に対する見方も変わってきたな

と思います。

もともと外食しない人が、

この機会に外食をいやがってるんのは

仕方ないので・・・・

 

ほかのお店でも

お店の混雑が戻れば大丈夫な気になる

 

ずいぶん戻ってきたな、という事でしょう

 

 

ただ、気になる事が・・・・

 

休日の駐車場を管理していた 

おじいさんが いません。

 

前のブログにも書いたのですが

大きな駐車場の中で

1~2台分のスペースをカラーコーンで仕切って

オートバイ専用の駐輪スペースを作っていた 

あの おじいさんです。

アルバイトさんだと思います。

 

前のブログで、経営者は「バイク置き場」の看板

を作ってあげたらいいのになあ、って

書いたんですが。

そのおじいさんが見当たらない。

 

結果、この駐車場は

バイクをどこに置いたらいいのかわからないので

車1台置ける区画にバイクがおいてあるんです

 

広いから、全部数えてないけど

ぱっと見て

5~6区画にバイクが止まっていました・・

 

私がちょっと見てる間に

車が何台も入ってきて駐車場が空いてないから

そのまま出ていっちゃうんですよ

 

もったいないなあ

 

あのおじいさんがいたら

バイク置き場をまとめて

空いてるスペースを増やしたり

車を空いてる区画に誘導できたりするのにねえ

 

このおじいさんを

感染騒動で失った事・・・・・

わかってんのかなあ