飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

考えるチカラ

手前味噌な話ですが


1年生で新規採用したアルバイトの方々も

先輩に手取り足取り仕事を教えてもらっていた時期を過ぎ

普通に働き始めました。


一番難しい時期です

その仕事を「カタチ」で覚えた人と「意味」で理解した人の差が如実に表れてきます

例えば いいちこのロックを作ってた人が「黒霧島のロックって作った事ありません」とか質問してきたら 「????」ってなります。

最近まで高校生だった女性ですから「ロック、水割り、ソーダ割り、熱燗、ぬる燗、冷酒、ひや酒」の違いが理解できていません。その人たちにお酒の造り方からホルモンの焼き方まで教えるのは大変なのですが、そんな細かい事よりも

まず最初に理解してほしいのは「誰のために」「なぜ」ですね。

意味わからない人は結局サービスを展開できません。

最初からわかってる人もいますが、人によっては意味を理解するまで時間のかかるときもあります。結局根気ですね。

辞められたら意味ないし。


先日、4年生のアルバイトAさんの友人が朱々でお食事してくれせてました。Aさんの勤務終了時間を10分早めて賄いを作ってあげて 友人さんと一緒に食事できるようにしました。

実は、その前日はAさんの賄いを作ってる最中に満席になってしまったので厨房で食べてもらってたんです。

常にベストな状況で働いてもらえてるわけではないですが、いろんな経験を経て「飲食店を流行らせるために働いている事」を理解していただけたらと思います。