飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

長期OFFの申し出があれば、どうしますか。

「ご相談です
ここ最近、サークルや対面授業の関係でシフト希望を多く出せず、無理くり、月2日程度入れていただいていました🙇‍♀️そして、この9月後半から学校も私の学部はまた対面授業がほぼ毎日あり、サークルでも上の役職をさせていただくことになり、これからまた忙しくなります。バイト先としての雰囲気はすごく好きだし、環境もすごく良くて辞めたくはなく、この活動が落ち着くまで名前だけ残して、また4回生などで復帰させていただくことは可能でしょうか。」
こんなLINEをもらいました。私の答えは「忙しかったら、スケジュール出さなかったらええねん。希望スケジュールを出せるようになったらまた出したらええだけやから、辞めないで」です。
この人は半年前くらいから、希望スケジュールの量が減ってしまって、時間帯もおそくからだけになったので、気を付けないと1カ月全く入っていないような事になってました。ですから月2回程度は無理してでも入れてました。本人も「無理くり」入っていると思っていたのですね。
4年生になったら 1~3回生が忙しい年末年始や学祭の期間がヒマになるし、熟練従業員ですので、大きな戦力になる事まちがいあいりません。でも、それまでに、サークルや留学や就活などで、長期間働けなくなる期間が必ずあります。その期間を、どんな話合いをしてモチベーションを保ちながら、乗り越えていくかで、「人がいる店」になるか「人のいない店」になるかが決まるような気がします。
長期OFFをする方は、へんな気遣いが働いたり、申し訳ないという気持ちとか情緒不安定になる人もいますので、打ち明けられた時が勝負ですね。
 
相手が「大変な事」と思っているので、「たいしたことない」「みんなそんな期間あるで」といって安心させてあげるようにします。
代わりのメンバーが育ってないとダメですけどね。
「ちょっとだけでもこれんか?」と交渉するのは 悪手だと思いますよ。