大阪、兵庫、では飲食店に対する時短要請、禁酒要請がなかなか解けませんが、情勢から見て、9月末が限度かと思います。場合によっては来週月曜から緩和されるかもしれない。
さあ、いよいよ!!
飲食店同士の自由競争が始まります。夜8時以降の人流が復活しますし、夕食にビール等を飲むこともできるようになれば、市場は大きく拡大します。元の量にもどるかどうかなんか関係ありません。今が縮小されまくっているので「今の何倍かになる」事は確実なのですから。
では、行動制限が緩和された後、お客様を確保できるお店と、できないお店の違いを予測したいと思います。
まず、
・SNSでのコミュニケーションに取り組んでいたお店は成功すると思います。お店が営業自粛している間も、それまでのお客様にせっせとコミュニケーションをとり「忘れられない」ための努力をしてきているお店はやっぱり強い。大々的に「今日から通常営業ですよ」って宣言できる。そもそも、お客様の連絡先やアドレスなどを集める努力さえしていなかったお店は「忘れられています」。
・値段より「味とサービス」のお店が流行る。今、お客様は「遊ぶ金」を持っています。いきなり値段重視のお店にいって、レベルの低さに我慢しながら飲食する必要はありません。
・自粛期間中にどうやって従業員をつなぎとめていたかが、勝負の分かれ目になります。これはむつかしい仕事だったと思います。お店ごとに状況は違うのでしょうが、今の3倍以上の人数が必要だと思いますよ。
・感染対策にどれぐらい知恵を絞ったかが試されます。たとえば「アクリル板」は設置したからには、お客様が増えたからといって除去できません。対策したぞ!と言いたいがために、テーブルにアクリル板を置きまくった頭の悪いお店は、客数が増えてきたら悩むことになるでしょう。感染対策は緩和してはいけないのです。
とにかく、(以前よりは)自由に戦える時がもうすぐきます。楽しみです。がんばりまっせ。