飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

たたかれた側の言い分をストレートに言ったらこうなるかな。

都道府県で感染者数が激減していますので、知事のみなさんが自粛要請の解除を発表しています。

「早ければ24日にも解除する考えを示しました」とか言ってますが、要請の解除ですから、さっさと要請をひっこめるだけですわ。

どうも知事のみなさんは、要請を「命令」のように思っているようですね。「要請」すなわち市民にお願いしているだけですから、何の手続きもいりませんよね。市民のほうでもうそろそろ安全やな、って思ってますよ。でも、協力金の事とかあるから、要請の打ち切りをきめるだけでしょう。もう安全ですよ。

 

疑問なのはひっこめながら、「感染対策の徹底をおねがいしたい」とか言ってますけど、どういう意味ですか。念の為なのはわかりますが、あまりにも、あいまい。

 

知事にお伺いしたい。

短縮営業の要請解除した時点での「感染対策の徹底」とは何を意味しますか?具体的に示せますか。無理でしょ。例えば、マスクの実質的効果はどれくらいなんですか?

 

法的根拠も論理的根拠もあいまいなままですから、正しいガイドラインなんかできない。

飲食店側がお店でお客様の検温をすることさえ、法的根拠が明確ではないので、強制できないと、県庁からいわれました。

CO2センサーは「買ってほしいの?」「買わなければいけないの?」どっちですか。強制なのか任意なのか明確にしてください。おそらく、全部任意でしょう。政治家が法律を作らないで、どうしますか!!

 

法的根拠もないのに、「お願いしたい」ばっかり連発しないでいただきたい。アクリル板の設置基準、設置方法などについても民間まかせじゃないですか。「こんなアクリル板、何の効果があるねん?」と疑問なお店にも「認証店」のステッカーが交付されていますね。

お店は、建築段階で設備を保健所に視察してもらい許可をとってから営業しています。アクリル板の設置基準もそろそろ作ったらどうですか。できるなら。

人流を減らすために飲食店を「叩いた」んでしょ。今回は「叩き方」に法的根拠が薄かったから、言う事を聞かないお店もありました。

次からは、どういうお店をどういうふうに「叩く」のか、法的に明確してください。そしたら叩かれないように準備しますから。

でも、あんまりお粗末な事ばかりしてたら、「叩き返す」かもしれませんよ。

 

「感染対策の徹底をおねがいしたい」なんちゅう中途半端な表現をいつまでも使っているようでしたら、知事は政治家失格です。議員も同罪。