飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

意思疎通の過程で、もたつく話

女子学生さんから電話でアルバイトについて問い合わせがありました。はきはきした賢そうな話し方の人です。

 

彼女の質問内容は「6か月後に留学するのですが、採用していますか?」です。

 

私の答えは 彼女にとって、非情に複雑でわかりにくいもの、、、、。

私の考え方は

「1年間留学しても辞めなかった人も多いので、留学する・しないは決定的な判断基準ではないです。したがって、応募者がどんな人なのか、そして大学卒業までどんな働き方が予想されるのかで判断します。」です。

しかし、この女子学生さんは、留学前にはいったん辞めないといけない、と思っているようです。私が「やめなくてもいいのではないか?」と言うと、戸惑っているようです。

つまり、「短期で稼げるバイト」を探しているってことですよね。留学前だからかな?

 

優秀(そう)な人にありがちな傾向として、自分の意思は示さずに相手の意思や判断基準を探ってくることがありますね。

自分の意思は「短期バイトで稼ぎたい」のですが、「留学」を前面に押し出してるから、ズレたコミュニケーションになってる事に気がついていない。質問自体が本質を語ってない。


自分の意思を正確にしめさないまま相手の意思を知ろうとするんです。しかも「YES or NO」で、です。


しかし、物事の判断基準は複雑でいろんなケースがありますし、私は「ひと」に関する見方は、もっともっと丁寧であるべきだと思いますので、必ず面接をしてから考えたいと思っています。

パターンにはめたくないんです。

 

なかなか、分かり合えない会話を繰り返したのち「半年ぐらいだとあんまり稼げないよ」で 電話は終わりました。

 

もっと、率直に自分の希望や考え方を発信するチカラを付けてほしいなあ、と思いました。

なんでもかんでも、パターンにはめたら仕事は早くなるけど、緻密さが無くなることも多いよ、って言ってあげたい・・・。

 

全然知らん人やけど。

 

人が陥りやすい、コミュニケーションを失敗する例だと思いました。