飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

従業員が勝手に可愛くなるって素晴らしい!

ホール女子のMちゃんが髪型を変えました。髪色も変えてきました。コンタクトの色も変わったような気がします。もともと可愛らしい顔立ちだったのですが、むちゃむちゃ可愛くなりました。従業員が勝手にきれいになるのは大歓迎ですな・・。

Mちゃんはお客様とのお話がとても上手なので、「鬼に金棒」っていうか、すごく価値があります。

 

飲食店も高級になればなるほど「食材自体の美味さを引き出す」とか「旬の味」とか、言われますね。

その店でしか手に入らない美味しい食材で、そのままお店に出しているような演出をしてお客さんに喜んでもらいながら、お店の印象を高める・・。ついでに価格も高まる(笑)。

逆に、コンビニやファミレス、ファーストフードのように、いつ食べても同じ味の場合、いかに美味しいものでもそれほど価値を感じてもらえない。

均一にする努力が払われていることは当たり前に感じるからでしょう。

世の中、そういう流れです。

 

では、飲食店の「人」「サービス」についてはどうでしょう?

 

「その人のもっている良い面も引き出すような店舗運営をしているお店」がもっと評価されるべきではいのでしょうか?

 

よい素材(人材)を採用し、できるだけ個性を殺さないように活躍させることに最大限の努力をしているお店と、老若男女こだわらず採用し、同じマニュアルを与え、言葉使いやセリフを統一したサービスを提供するお店・・・・。

 

「味」に対する評価基準に照らし合わせると

前者の「できるだけ個性をころさない」ほうが評価されるはずと考えます。

 

もちろん、良いお店になればなるほど「素材の扱い方」を熟知していないといけないのと同じように、「良い人のあつかいかた」を知っていないといけない。人にも「旬」がある。

 

「肉がおいしいお店」「野菜がおいしいお店」とかと同じように「人がおいしいお店」もあっていいんじゃないですか。それもお店の個性ですし、価値がある。