飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

規制撤廃 真剣勝負

 

まん延防止重点措置期間が終わって平日3日間ありましたが、2日間はすごく売れて、残りの1日は全然売れませんでした。

売れた日の特徴としては7時以降のお客様が多く、同伴人数も多いです。学生さんや若い人が多いですね。先週週末は家族連れが多かったです。今週末の予約も好調に推移していますので期待できそうです。

2月がぜんぜんうれていないので、3月の支払いは少なかったので、キャッシュフローは好転しそうで、一息つけそうですね。キャッシュが増えそうだからと言って、調子にのって無駄使いしないようにしないといけません。

 

大リーグボール養成ギブス」という言葉を知っていますか?

 

私の年代の人は良く知っているとおもいますが、漫画(あえてアニメとは言わない)「巨人の星」において、星飛雄馬が少年の頃、上半身の筋肉を鍛えるために着用させられていた装置です。

もちろん周りの人には秘密です。

星飛雄馬はこれを1日中装着させられているので、自由に動く事が出来ず、得意の体育の授業でも活躍できず、友人関係もうまくいかず、彼は悩んでしまうのです。

 

しかし、彼はこの鍛え上げられた肉体で、甲子園でもプロ野球でも活躍する事ができます。

 

飲食店におけるこの3年近くの感染騒動経験は「大リーグボール養成ギブス」だったかもしれないな、と思っています。

 

自由な商売ができない。いつ開放されるかもわからない。解放された後の成功は保証されていない。

 

そんな中、どうすれば売上げが伸びるのか?従業員が辞めないのか?を考える作業をするかしないかが成功のカギだったんだと思います。

 

たとえば、

SNSにどう取りくんだのか。テイクアウトにどう取り組んでいたのか?リピーターや常連さんとどうコミュニケーションしていたのか?

 

当店においても 規制の多いなか、営業にプラスになるような インスタの使い方 LINEの使い方 開店時間の変更とか、やってみた事はたくさんあります。

 

他のお店を見てみると、、、、規制を無視して24時まで営業し、流行っていたお店もあります。

こういうお店は「大リーグボール養成ギブス」を脱いでしまった、とでもいうのでしょうか?

このお店を昨日見ましたが、びっくりするほどガラガラでした。他のお店が通常営業を始めたとたん、お客様がゼロになってしまう事を予測していたのでしょうかね。虚しくないのかな?

 

他のお店の事はほっておいて、自分のお店について信じる方策を積み上げていくしかないです。

 

いよいよ規制撤廃ですから、真剣勝負です。

 

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