飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

餃子の名店が、バーチャルレストランみたいになってる

毎日、寒いですね。

このままクリスマス、正月に向かっています。

「年始はいつからですか?」て聞かれる事も多いです。

 

曜日の関係で今年は12月31日まで営業し、1月6日までお休みすることにしました。

例年よりお休みが長いので、いろんなお店(飲食店)に行ってみようか、と思います。いまから楽しみです。

 

豊中駅の近くに餃子専門店の「K」があります。グランドオープンが当店と同じ時期だったので、興味をもっていました。有名餃子店で修業した若い店主が開けたお店として評判でした。夜3時まで営業しています。でもお店が狭くて客席が足りない感じでした。

 

で、感染騒動を経て

ウーバーイーツへの取り組みを強化したみたいで、最近では受信モニターを4つ装着して、バーチャルレストランのような感じで営業しています。客席が満席になることは無くなったようですが、よく売れているみたいです。

 

従業員さんの動きをみていても、デリバリー中心になっています。客席が満席になるとは思っていないのでしょう。私は口頭で席予約したのですが、電話番号は聞かれませんでした。

 

従業員は自分たちのお店の特徴がよくわかっているようです。うまく変化しましたね。

 

さて、

もうすぐ、伊丹市内に 「ドライブスルーがあるけど駐車場の無いマクドナルド」さんが開店します。当然ながら、ドライブスルーやデリバリーに大きな期待を寄せているのでしょう。

狭小物件に店舗建設するために、何をあきらめるかを考慮した結果、駐車場をあきらめてみよう、と考えたんですね。その理由はいろいろあるでしょうから、計り知れませんが、成功すれば良し、失敗すればダメ、なわけで、まさしく「勝てば官軍、負ければ賊軍」ですね。

 

勝負のカギはどこにあるのでしょうか?

 

やはり従業員さんの考え方をどこまでまとめる事ができるのか?じゃないですかね。設備はもう変えられませんから。

 

自分たちはどうやって生き残っていくのか、をちゃんとみんなが考えていれば、うまくいくでしょうね。

フル装備でない以上、いろんな意味で現場に負担がかかるのは否めません。マンパワーが必要な「勇気ある選択」をしたもんだな、と感心しています。

 

これからの流れを見ていくつもりです。