飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

私の精神的支柱となった文章

明日、新1年生の面接が2件あります。

 

上級生が抜けて、全体の力量が下がっている中でまん防解除となったら、誰しも、ついつい従業員の動きに不満を持って怒ってしまったりします。

 

そんな感じで自分の内面的な調子が狂ってきている事に気が付かないまま面接に臨んだら、どんな失敗をするか・・・・怖いですね。

 

こういうときの対策(?)として、私がほぼ30年以上前に出会った文章を紹介します。いつもこれを読んでいます。

人材に対するリーダーの心得が説かれていると思います。

 

「人材を探すんだ。それには、人材の資質を見抜く眼(まなこ)をもたねばならぬ。そのために必要な事は、皆が人材であるという確信だ。こちらに人を見る目がなく、度量も小さいと、人の利点、力量、才能を見極めていくことはできない。曇った鏡には正しい像は映らぬ。同様に、曇った心、歪んだ心には、人のすばらしい才能も、個性も、力量も、正しく映し出されることは無い。だからリーダーは、常に自分を磨き上げ、公正にものを見る目を培(つちか)い、境涯を大きく開いていく努力を、決して忘れてはならない」

 

全員が人材になる、と確信するならば、退職は無いはずですし、その人に合った仕事が見つかるはずです。

 

だからといって面接した人を全て採用するというわけではありません。

 

「自分が採用したからには最後まで責任をもって、有意義に働いていただけるようにいたします」と自分に誓う事が大切です。

 

この文章のおかげで、今まで飲食業界で生きてこれたのかもしれません。

 

これからもがんばります。