今日、シン・ウルトラマンを観に行こうと思います。楽しみです。
初代ウルトラマンの放映が始まったのが1966年から1967年、私が4~5歳の時ですので、私は初回放送を見ていたんだと思います。その最終回の日、家族で出かける用事があって見れなかった事をよく覚えています。
我が家にはウルトラマンのLP(大きなレコード)がありました。
それは最終回の音声が全部入っているものでした。多分、最終回が見れなかった私がゴネて買ってもらったんだと思います。何回も聴きましたので、最終回の音声・セリフは全て覚えています。YouTube全盛の現代の若者には想像できないとは思いますが・・・・。
当時は怪獣とウルトラマンが戦うシーンが楽しみでした。
そこに至るまでのストーリーは退屈でしたが、歳を取るにしたがって、そのストーリーのおもしろさに引き込まれています。
私が思うに、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンに共通するコンセプトがあります。
まず、怪獣が出現し人類が地球をまもれなくなってしまう⇒宇宙からウルトラマンがやってきて戦ってくれる⇒地球人が喜ぶ⇒戦い続けたウルトラマンが遂に敗れる⇒地球人は自分たちが地球を守るべきであることに気が付く⇒ウルトラマンはM78星雲に帰る。
こういう共通の流れがあります。幼い子供に何を伝えたかったのかな、と思う事もあります。
お店の内装や装飾に、ちょこっとウルトラマンを混ぜてくる店長がちょいちょいいると思いますが、みんな深層心理でウルトラマンを尊敬しているのだと思いますし、自分で守り切れない場所にウルトラマンにいてもらう事によって安心するのかもしれません。
でも、本当は、そこにいる従業員と店長が団結することよって、戦いに勝ち、店舗を守っていくのです。
これしか必勝法はないのです。
それは50年以上前に、ウルトラマンシリーズが私に教えてくれていました。
シン・ウルトラマンを観てからではネタバレな事を書いてしまいそうなので、観る前にウルトラマンについて書いておきました。