飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

最近のお店・・なんじゃこりゃ、って思いませんか?

最近ちょくちょく「陽性者が〇万人」とかの情報がマスコミにでます。この件について飲食店がどう関与しているのか定義されないままです。

 

いわゆるトーンダウンってやつで、飲食店は比較的自由に営業できています。

しかし、チェーン店の多くは、対策を緩める事ができません。お店に主体性がないからです。現場の責任感は低い。

 

政府は法律を作りません。つまり「飲食店が何をしたら(しなかったら)罰をうけるのか」が定義されていない。政府にも主体性はありません。

多くの法律は「〇〇をしたら〇〇な罰則を適用します」と定義されています。「みんなで注意しましょう」という文言では法律になりません。(法律の前文にはあるかもしれませんが)

3年近くも、法律がないまま「第7波だ」とか「行動制限必要ない」とか「基本的な感染対策」とか、いつまで国民におかしなプレッシャーを与えたり、それを適当に緩和したり、しています。ここにも責任感はない。

 

毎回「選挙前だからやらない」とか言うてますが、そういう問題でしょうか?

 

さて皆様、一度落ち着いて厳しい目でいろんな飲食店を見てください。

 

「このアクリル板は必要なんだろうか」

「ここにはアクリル板かビニールシートが必要なのではないか」

「ここには手指消毒液が必要なのではないか」

「お箸はこんなむき出しで出してていいのか」

「なんでこんなに席が詰まっているのか」

「こんな仕切り板必要か?」

 

とか、もうむちゃくちゃです。っていうか「お笑い」でさえあります。

 

行き過ぎた対策やずさん運営、どちらも横行しています。

 

告知や工作物を見ると、本来の飲食店の役割や機能を深く考えていない、とさえ思える。「なんじゃこりゃ?」とか「汚いなあ」とか「無駄や」と思わせる物が多い。便乗して関係ない事を感染対策みたいに見せているお店もある。

 

中にはセンスが良くて機能的な対策もあります。そういう店はやはり繁盛店です。

 

 

政府が具体的な法律を作る気が無いのですから、飲食店側はもっと自分たちのポリシーに従って、自分たちの価値を高めながら、根拠をもって 感染対策をアピールしてほしい。「必要な物は残し、過剰なものは排除する。」

 

だれかが、そういう主体性を発揮しないと社会は麻痺し続けるとさ思える。