飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

負けは負け。勝ちは勝ち。勝利に導こう。

 

 

 


阪神の矢野監督が退陣報告の記者会見をしていました。

僕が興味をもった発言がありました

 

曰く

夢と理想を語りながらやってくる野球は貫けたっていう思いは持っています。強いチームは作れませんでしたけど、全員でいいチームは作れたかなと思っています。」

 

 

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210150000674.html

 

www.nikkansports.com

 

 

難しいですね。

 

言ってる事はわかりますが、、ファンとしては聞きたくなかった・・・かな

 

 

飲食店長が、お店を閉店するとき、従業員に

「売れるお店はつくれませんでしたが、全員で美味しい食事を出せてはいた、と思います」

 

て、言われてもなあ・・。

 

 

お客様に食べてもらって、商売として成立させるために苦労したり、工夫したり、トレーニングしたり、掃除したりして「営業」を維持し続ける。そのためにリーダー(経営者)は人に言えないような苦労をするんじゃないかな。

 

マスコミやお店にこない人達に褒められても、お客様が御来店されなかったら意味はなく勝負は「負け」です。

誰にも褒めてもらえないし、黙って食べて帰るお客さんが多くても、収益が上がって、長期的に営業しつづけるならば、「勝ち」です。

 

「勝ち」 = 「価値」

 

経営者がねらったものでなくても、お店を利用する価値があれば お店は繁盛します。

 

なぜお客様が来てくれているのか?何が魅力の源泉なのか?

その「価値」を冷静に分析、掌握できる感覚を持っている人が「真の経営者」「真のリーダー」でしょう。

 

常に、現時点での「価値感を発揮する事」だけでなく、変化も要求されます。

 

どうすれば「勝てるのか」を真摯に追及し、変化を恐れない・・・

 

朝礼暮改でもいいじゃないですか。

勝てなくて、チームが無くなってしまったら、ツライ。辛すぎます。

 

お店をやっている人は まずは 潰さないように、頑張ってほしい。

不幸にも閉店してしまう人は、何が原因だったかを考えて再起を目指してほしい

 

勝ちに不思議の勝ちあり

負けに不思議の負けなし

 

敗戦した戦略・戦術を正当化するのは一番危ない