飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

当日キャンセルで、人間性が問われるし、鍛えられる

感染対策が緩和されて、海外旅行とかにもいけるようになってきました。

若い人はどんどん活発になっています。アルバイトの皆さんも、突然海外からインスタ投稿してきたり、びっくりしますわ。来週、韓国旅行にいくはずだったMさんは、例の痛ましい事故が起こったので、悩んでいます。

 

とにかく、活動範囲が広がってくると予期せぬアクシデントも起こるので、突然の怪我とかでスケジュールキャンセルが起こります。

 

最近までアメリカ旅行していたYさんが、何やら腫物ができたようで当日キャンセルを申し出てきました。休日の朝でした。

 

内心は

(えー、アメリカで何してたん?)(おいおい、ええかげんにしてくれよ)と思いながらも

 

「了解しました。お大事にしてください。」と、すぐ返信しました。

Yさんからは、謝罪のLINEが入ってきました。

 

 

その日は休日なので、キャンセルの穴を埋める調整が必要です。

 

(さあどうしようか)

 

朝からプレッシャーが、一気にのしかかってきました。

 

いくつか対策を考えて、打診したり実行したりしていくうちに、「なんとかなるな」という手ごたえになっていきます。

 

ますは一安心です。

 

そうなってくると心にゆとりができてきて、

あの子大丈夫かな?とか思うゆとりができてきます。

 

「なんで休むねん?」とか「なにしとんねん」とか書かなくてよかったと、

つくづく思うわけです。

 

まだまだ人間的に成長が足りないなあと思うばかりです。

 

用事ができたり、体調不良だったりでお休みを申し出ている人に、何を言ってもスケジュールは変わりません。

 

だったら、

キャンセルを受け入れて

さっさと、交代の手配などの対策をすればよいのです。

 

その上で、ココロから心配できるようになれば、良いリーダーになれる。

 

世間では

「いちおう、自分で交代をさがしてみてくれ」とか言いたい店長も多いですね

 

こういう店長は

考え直したほうが良いと思います。

 

アルバイトさんは、常識豊かですし、相手を見て「この店長には本当のことをいう必要はないな」と判断する能力ももっています。

逆に、感謝する誠実さももっています。

会社組織のような上下関係は通じません。

人間同士の誠意がなければ、相手にされないのです。部下ではありませんからね、アルバイトさんは。

 

 

 

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