飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「休むなら代わりをさがしてよ」って堂々と広告された

タイミーさんからまた、「休むなら代わりを探してよ・・」という広告が出ました。

飲食店長のブログとして、本年2月にこの広告についての問題意識を書きました。

その後、タイミーさんから他の広告はよく見かけますが、この広告にはお目にかかりませんでしたので、使うのをやめたのかな?と思っていました。

 

これです

 

 

またしてもInstagramにこの広告が出ました。

緊急なキャンセルで人手不足に陥った時、タイミーを使ってくださいね、っていうメッセージの販促活動なのでしょうが、その写真に写っているモデルさんが、明らかに「怒っている店長さん」を想起させます。

その上、「休むなら代わりを探してよ」と吹き出しがついています。

 

正社員が急な病気等で休む時、店長が「代わりを探して」といいますか?

 

アルバイトだから代わりを自分で探さないといけないのですか?無給で。

 

それは経営者や店長の仕事ではないのですか?

 

アルバイト自身が代わりを探して見つかるなら、店長が探してもみつかるんじゃないですか?

 

体調不良や急な用事を抱えてる人に探させる理由はなんですか?

 

イヤガラセをして、体調が悪くても休みにくくしてるんじゃないですか?

 

2月のブログではソフトな書き方をしましたが、

今回は2回目なのでズバリ休みたい側の気持ちになって書きました。

 

こんな感じで怒りながら「休むなら代わりをさがしてよ」って言うのは、かえって店長の信頼感を損ねると思わないのかな。

 

私が従業員だったら、いつ辞めるかを考え始めますし、前から職場に問題を感じていたらなら、即退職します。

 

それくらい危ないフレーズが、全国ネットでテレビコマーシャルを打ってる一流企業から堂々と出るのは納得できないし、社会の危機かもしれない。

 

で、今回はタイミーさんのインスタにコメントを入れてみました。

 

「従業員が休む時は代わりをさがすべき、とお考えでしょうか?法的に正しいのですか?」と。

タイミーさんから返答が来るとは思えないどね。

 

労基署に質問してみてください。

「交代要員を探すのは本来、事業主の仕事。」と言われますよ。

一発で不当とは思われなくても、

適正な労働環境が保たれているか心配になる事象と認識されます。

 

ましてや、怒りながら言われたら、、、。

 

 

もちろん、このルールでうまくいっている環境もあるかもしれません。

しかし、トラブってるところのほうが多いでしょう。店長が気づかないうちに退職してるからわからんだけかも。

 

 

私は交代要員は店長自身(自分)で探します。

 

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