飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

歯科医院の存在価値とマスク

いつもお世話になっている歯科医院に

1枚の告知文が貼ってありました。

 

内容は

「治療や処置をする職員はマスクを着用いたしますが、

会計や予約の受付などの業務をする職員はマスクを外します。」

というものです。

 

なかなか攻めた告知だなと思ったのはその理由について書いた文章でした。

 

写メを撮らなかったのでだいたいの意味合いを書きます。

院長さんの言葉通りではありません。

 

まず最初の理由は

「マスクをしないほうがコミュニケーションしやすいので外します」

ということです。

 

2つ目の理由は

「本来、歯科医院・矯正歯科の仕事の目的は、歯の健康管理だけではなく、歯並びなどを改善して、自信をもって他人に微笑みかけたりするコミュニケーション力を促進し、積極的な人生感を促進する意味もあります。ですから、当医院では職員の通常のコミュニケーションにおいてはマスクを外します。」

 

という意味でした。

 

なかなか攻めた言い方ですよね。

お口の健康は 心の健康につながる

 

 

たしかに

100%マスクをする事が決まっているなら、歯並びを矯正したりする必要性も薄くなります。

そうなると、現在の歯科医院の仕事はずいぶん減りますし、社会的な役割も変わってしまいます。

 

大げさにいうと マスク社会になる事は歯科医存続の危機 ととらえています、ってことです。

 

何かの決断を下す時に、

社会の風潮とか、風当りとかも考えますが

自分の仕事感を再考し、どうあるべきかを考える事は最も大切です。

 

ここ数年お世話になっている歯科医院さんですが

この告知を見て、ずっとこの医院でお世話になろうと思いました。

 

それは職業に対する、深い見識やプライドが感じられたからです。

尊敬できる院長だと思いました。

 

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