飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

感性の合わないお店に行く

アクリル板?飲食店の「仕切り板」はいつまで必要なのでしょうか・・・

 

私がバイクで帰宅する帰り道 国道171号線の豊中に近い伊丹の交差点にチェーンのラーメン屋さんがあります。

 

5年くらい前に開店したお店で、ものすごく大きな看板が印象的です。テレビコマーシャルもやっていました。

 

このお店に対しては過去、いろいろと書きました。なんか私の感性と合わないというか・・・・なんか変に感じるのです。

 

 

最初に利用したときの事、

何時がラストオーダーか知りませんでしたが、大看板がこうこうと点灯しいていて、駐車場も明るかったので、入店しようとしたら「ラストオーダーの時刻をすぎました」と言われました。(だったら看板の電灯は消しておいてほしいなあ)とおもいながら帰りました。

 

その後、しばらくすると「アルバイト募集・時給1200円」とバナーで大きく告知していました。この辺の地域では破格に高いです。店内に入って、リクルート告知ポスターを見たら1200円は深夜時給で、通常時給は960円でした。これは詐欺やなあ、と思ってブログに書きました。

 

motsunabeyakiniku.hatenablog.com

 

コロナ時期においては 兵庫県の時短要請を無視して深夜まで営業し続けていました。(近隣や従業員からの苦情はないのかなあ)と思ってみていました。

 

 

その後、コロナ対策が解除されてもしばらく休業していました。この理由は謎ですが、コンプライアンス違反を平気でやるお店ですから、従業員が逃げてしまったのだと思います。

 

 

 

先日夜中、そのラーメン屋さんの前を通りかかったら、たまたま営業していたので興味が湧いて入ってみました。

 

大きな丸テーブル(というかぐるっとカウンター10席くらいの丸テーブル)が2か所と座敷がすこしあるお店なんですが、丸テーブル1個しか開けてなくて、あとの席はもう清掃終了でクローズしていました。

 

で、開いているテーブルは可動アクリル板(というか白い日曜大工のような仕切り板)だらけでした。そこに4組ぐらい入れているので、まあ稼働仕切り板はあってもいいのですが、ものものしいというか、安っぽいというか、居心地は良くなかったですね。

仕切り板



ほとんどのラーメンは税込1000円前後になっていました。「美味しくは感じませんでした」以前よりも味がおちたように感じました。

 

やっぱり感性があいません。

充分なスペースがあるのだから、客席を全部使えば、お客様同士の距離は広がるので、仕切り板(アクリル板)はいらないでしょうに。もったいないなあ。

 

そもそも、コロナ時期にあれだけ時短要請無視して深夜営業してたくせに、今、まだ仕切り板を使っているってどういうことですか? そんなに感染対策に重点を置くお店なら時短要請無視なんか、しなかったはずでしょう。

 

おそらくは、時短要請無視で何か痛い目にあったのではないか?と思います。しばらく謎の休業をしていましたしね。

 

コロナ時期に、時短要請を無視して深夜営業して、多くの売上げを得ていたお店がどうなるのかを、何度か書きましたが、やっぱりそんな店は流行りません。従業員の質も落ちるし、地域のお客様からも信頼されない。「正攻法」では売上げを伸ばせないのだと思います。コロナ前から「感性が合わないお店」でしたが、コロナ時期を経て、コロナ後になった今、さらに理解できないお店になりました。危ないと思います。

 

徹底的に感性が合わないお店に 時々行く事によって自分の立ち位置がわかって勉強にあることもあります。そんな例です。

 

 

トイレのリクルートポスター

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