飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

好かれるお店・好かれる雰囲気

 

私は個人事業としてお店を経営していますので、

内装にしてもメニューにしても、サービスにしても私の考えが基準になっています。

ですから,

知らず知らずのうちに、

同年代の人にウケるようなお店作りになってるんだなあ、と思わせる事がありました。

 

その日。お客様のYさんが私に聞いてきました

「店長、このBGMは、いったいどういうリストから選んでいるんや?」

 

Yさんは、私と同年配の男性です。

その日は、

(入店してからずっと自分の好きな曲ばかり流れている)、と思ったそうです。

「俺の葬式で流してほしい選曲や」とも言っていました。

 

サザンオールスターズとかユーミンとか小田和正とか、竹原ピストルとか、そんな感じの曲ばかりでしたけど。

 

私は、

「これは〇〇ミュージック(アプリ)で、私がよくお店でかける曲目の情報からしたような曲を自動的にチョイスされて勝手にリストができるんですよ」

 

というと

 

Yさんは「AIやな」と言いました。理解が早いです。

それから、チャットGPTの話となって盛り上がりました。

 

同年配ですから、話が合います。

話が合うだけでなく、好みも同じのようですから、

きっと、お店の居心地が良いのでしょう。

 

昼の2時ごろから飲みだして、相当な量を飲まれたと思います。

休日の昼飲みです。よっぱらっても、まあいいでしょう。

 

自分と同年代の人の多くが気持ちよくなるような雰囲気のお店を作るって

簡単な事です。

自分の好きなものを集めたらいいだけですから。

 

好きな内装

好きな料理

好きな音楽

好きな従業員

好きな物に囲まれていれば、楽しいです。

 

それを、「俺も好き」って言ってくれる人が集まって来るのでしょう。

飲食店はそういう場所かもしれません。

 

FUN PLACE

 

Yさんは「この店が無くなったら困るから、健康に気を付けてくれ」

と言って、帰っていきました。

 

嬉しい話です。

 

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