最近とある政党の議員団のフランス研修旅行が批判されています。
「まるで観光旅行だ」と、言われているのです。
観光している時の写真を議員自らのツイッターに投稿してしまったので
「うかれとんなあ」と思われたのです。
すこしでもスキを見せたら「税金でいったんちゃうか」とか「子供も一緒か」とか
アレコレ突っ込まれているようです。
政治の話をする気は無いので、そこは突っ込みませんが
本質的な「出張中の飲食」の話をしたいです。
研修旅行・出張・接待は飲食と切っても切れない関係です。飲食店長も組織で働くサラリーマンの微妙な気持ちや立場をよく考えておくべきですね。
サラリーマンの仕事や研修で長期出張って絶対にありますよね。
出張といえどもプライベートな時間はありますし、長期となれば公休も発生します。行った事のない国や場所に居るのですから、名所は見ておこう、とかショッピングもしたいな、とか考えても不思議ではありませんし、問題ないでしょう。
私もサラリーマン時代には、仕事で全国いろいろな地域に出張しました。いろんな地域に行き過ぎたせいで、今は旅行に興味がありません。(これは自営業者としてはプラスになっています。長期休暇をほしがりませんから。)
出張先では、まず仕事をしっかりしましたし、夜には現地の人と親睦するために飲み会もあったし、個人的に行きたいところにいったりもしました。出張中のプライベートな時間は楽しかったです。
研修中の公休なんかでは、普段遊べない同期や仕事仲間で一緒に競馬に行ったとか、東京ドームでケンカしたとか、武勇伝も聞きましたが、水面下の話です。
研修や出張が終わって、上司に報告をするとき、プライベートな時間の事や「武勇伝」などについての話をするでしょうか。しません。
そんな軽率なヤツは次から仕事を任せることができない、と思われるからです。
私は、今は自営業なので、好きなだけSNS発信していますが、サラリーマン時代は社会には何も発信しませんでした。プライベートな発信が
「誰かの迷惑になること」
「自分への誤解を生む事」を恐れたからです。
当時の会社の中に、SNS発信を楽しむ人はいませんでした。裏アカはしりませんが。
今も、大きな会社の中間管理職として頑張ってる人で、私的なSNSを発信しまくってる人っていないと思います。
組織で働くってそういうプレッシャーがありますし、サラリーマンの皆さんはある程度ご理解いただけると思います。
それが民間感覚です。
今回の議員のみなさんも、研修に来ている会社員的な民間感覚を持つならば、観光している写真を発信したりしないで、研修が終わってから学んだことを国民に報告したらよかっただけでしょうね。大前提として出張中は特別な業務をしているのですから、私的な事は個人間で楽しんでおけばよかったんでしょう。遊んだらあかんとは思いませんけど。
国民は株主みたいなもんですから、注意して発信したらいいのにね。
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