飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

長く働いてもらう

年に1~2回利用してもらえるお客様(高校野球の期間に遠方から来られるとか)が先日もお越しになりました。

 

その時ホール係をしていた女子をみて、「あの人長く働いてますねえ」「前来た時もその前もあの人でした」と言われました。

 

「あの人」とは大学4年生アルバイトのSさんです。

Sさんは笑顔が印象的で、明るくていつもスマイルしているような人です。お客様にも仲間に対しても明るくて、ウラオモテがありません。リラックスして働いているので、気が利きます。

 

春休みや夏休みの期間に長期の帰省をせず働いてくれているので、高校野球期間にご来店されるお客様にとって「いつもいるなあ」ってなるのかもしれません。

 

私はお客様に「もう4年生ですから、これが最後かもしてませんなああ」と答えました。

 

お客様も私も、なんか名残惜しい光景を見てるような目でSさんを見ていました。

 

細々とでもいいから、長く働いもらう事には 大変大きな意義があります。

 

大学4年間の間には、留学・帰省・就活・各種免許取得とかのイベントがあります。そのほかにも、病気・失恋・旅行とかプライベートな理由でアルバイトができなくなる時期も発生します。

 

そういう中期、長期OFFを「当たり前のこと」と消化できるような職場を作れば、安定してアルバイト大学生を得る事ができます。

 

環境作りが先(さき)で募集と採用は後(あと)です。

 

先にまず「採用したい」店長が多いのですが、環境作りが絶対に先です。

 

退職したり終わりなので、「とりあえず」から始まる仕事は危険なんです。

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