飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

のぼりバタを見て思うこと・・・

どうも最近、

私がよく利用するお店で「アルバイト募集」ののぼり旗を見かけることが多くなりました。



ところが

 

「ああ、こんな旗を出し始めたなあ、」と思いながら店内に入っていくのですが、

店内には何にも告知が無いのです。

 

表にしっかり旗を出して、店内に何も告知が無かったら成功しないよ。

希望者はどうやって応募したらええんでしょうか。

 

「勝手にSNSで探して応募してこいや」って、ことですか。

のぼりでは時給も、

シフトの組み方も、

募集内容もわかりません。

調べるのは面倒くさいので、「応募しません」ってことになります。

 

こういうことは簡単に想像できる。

 

たとえば、表にのぼり旗で新しいメニューの告知をしたら、店内のメニューブックにもそのメニューの告知をして売り込むと思います。

 

なぜだか、アルバイト募集についてはそういうプロセスは踏まない。

 

このように、

飲食店における募集技術はおしなべて低いのです。

募集技術が低いので集まらない、という側面もおおいにあります。

ですから

「慢性的な人手不足」っていっても

需要と供給の問題以外にも

原因がたくさんあるのです。

 

どうして、

そういうことをネットのニュース解説などで論じないのでしょうか?

 

それはそのニュース解説をしている人が募集媒体会社の社員だからです。

 

複合的なアクションによってお店は人手不足を回避できることがバレたら

商売があがったりになるからです。

 

雇って辞めさせなければ充足します。

無策で辞められてしまっているのに、募集が下手くそだったら

そりゃ慢性的に人不足になるでしょう。

 

関西弁でいうと、こういう飲食店は業者さんにとって「ええカモですわ」

 

カモ状態を早く脱却してほしいですね。

 

諦めたり、固定概念に縛られたりしなければ

お店に合った解決策は必ず浮かんできます。

 

とにかく、

募集だけが人手不足対策ではありませんし、

のぼりバタだけでは募集アクションは成立しません。

 

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