飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

深夜の国道・・優しい人が多いですね。

先週末にバイクで転倒してしまいました。

骨とかに異常はないのですが、左足を大きく擦り剝いてしまったので、少し動きに支障があります。化膿してはいけないと思い、本日病院に行って診てもらいました。

たいした事はないようです。安心。

 

金曜日の深夜12時くらいにコンビニの近くで転倒したとき、ショックと痛さで歩道に座り込んで動けないでいました。(正確にいうと”動こうと思えば動けましたけど、少し時間をおきたかったのです)

バイクが横になったまま、近くにヒトが座っている状態を見て、車を止めて「大丈夫ですか?」と言ってきてくれる方がいました。

バイクで通り過ぎたあと、引き返してきて「大丈夫ですか。何があったんですか?」と言ってくれた人もいました。

私が、「大丈夫です。自分でコケただけですから。しばらく休んでいます。」と答えると「じゃあ、俺がバイクを立てておこうか」といって、転倒したバイクを立ててくれました。(足が痛くて力が入らないので、これがいちばんありがたかったです。)

 

本当にありがたい話です。

 

 

やさしさ、とは、

「困ってるひとを無条件に助ける」っていうことなんでしょうね。

 

そして、その困っている人を観察して少しでもやってあげれる事を、しようとする姿勢を見て、「ありがたい」→「ありがとう」という言葉が生まれる。

 

こんなありがたい経験を飲食の商売に関連させて申し訳ありませんが、

お店においてはお客様は

・メニューもよくわからない

・おいしい食べ方もよくわからない

そのうえに

・だれに頼んだらいいのかわからない

 

みたいな状態のときもあります。

従業員がお客様をよく観察していて、

「あっ、お箸をおとしたな」とか「メニューを見てるな」等の変化に気付いているだけでも素晴らしいことですね。

お客様に軽く会釈して、近くを通りすぎるだけでも、お客様は安心します。

 

難しい言葉使いや、サービスシステムではなく、

「何かあったら手伝いますよ」という姿勢こそが”おもてなし”なんだともいます。

「May I help you? 」という英語は日本では「いらっしゃいませ」と訳されることが多いですが、字をみたら「手伝いましょうか?」というふうにも見えますね・・(私だけの感覚かもしれませんが)

とにかく

この精神さえあれば、十分お客様を感動させることができることがわかりました。

まずは観察すること

そして気付くこと

そして、助けを申し出る事

これを強調した店舗運営をしていきたいと思います。

これのほうが簡単です。

 

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