飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

飲食店の真面目さ、ってなんだろうか

最近王将さんで食べていて、気が付いた事があります。

 

醤油やお酢などの調味料がいまだにテーブル上にありません。

私たちが餃子を注文したら、調味料セットで持ってきてくれました。

 

こんな感じで必要になれば店員さんが持ってきてくれます。

言わずと知れた「ペロペロ事件」からもう1年以上経ちますが、その時に”改善”したことを今もやり続けていることに対して敬服いたしました。

 

こうやって、調味料類をあとからもってきてくれることによって、問題が100%解決できるとは思いませんが、

 

そういうことではなくて

 

ささいなことでも1回やり始めたことを、お店全体のシステムに落とし込んで継続できているところに、その店舗の実力・地力・真面目さを感じるのです。

 

お客様が使った調味料を毎回回収して満タンにしてからまた出すだけでも、サービスレベルは向上します。少し面倒くさいのですが、1年やり続ければ普通のオペレーションになってしまうのでしょう。とても良いことです。小さなことながら店舗レベルが少し上がってるのですから。

 

事故的に起こった問題の解決プロセスをそのまま店舗レベルの向上につなげているとも言えます。

 

それに引き換え、問題の当事者ともいえるスシローさんのテーブルには醤油さしは置きっぱなしですね。

 

聞くところによると回転レーンをデジタル化する?そうです。

意味がよくわかりません。

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ちょっと意地悪に考えてみると、

ペロペロ事件で お寿司を回転させなくても批判されなくなったことに味をしめたのかな。

お寿司を回転させなければ、オールオーダーメードになるので、廃棄は出ないし、皿を数えに行く必要もない。だったらこのままいちゃおう!ってことでしょう。

実際にスシロー江坂店さんに行ってきました。一瞬おもしろいとはおもいましたが・・・・

 

おおきな画面を見せることで、ごまかしていても、サービスタイムが遅いことにはかわりがありません。

回転しない回転すしを本格的に目指し始めたのです。大丈夫ですか。

私には本質的に飲食店経営の発想ではないと思います・・・・・。

 

決算情報によるとスシローさんの「一人負け」のようですね。

これからのどうなるかよく観察してみましょう。

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