昨夜はお店でテレビ中継しましたが、ご近所の方、関学の学生さん、野球部のみなさん等タイガースファンの皆さんが集まってものすごく楽しい観戦ナイトとなりました。売上げも絶好調だったので、皆さんに勝利の乾杯ドリンクをプレゼントできました。
9月からは従業員全員がタイガースユニホームを着用して営業していましたので、ファンのお客様も集まりやすかったのでしょう。お客様の中には自らユニホーム着用でご来店された方もおられました(嬉)。
六甲おろしのBGMや、タイガースショップで購入したお菓子類などいろんな準備をして本当に良かった。
なによりも、勝ってくれて良かった。ありがとう!!タイガース。
日本シリーズを見ていない方も多いと思いますが、私が感じたタイガースの勝因をひとつだけご紹介します。
それは「湯浅投手の登板」です。
湯浅投手は昨年ブレイクし最優秀中継ぎ投手のタイトルをとりましたが、今年はシーズン最初から調子が悪く、6月15日のオリックス戦で1イニングに2ホーマーを打たれ、2軍に降格しそのまま故障していました。
ホームランを打たれた事よりもマウンドで崩れ落ちた姿をみて「もう使えない」と烙印をおされました。ピッチャーが見せてはいけない表情と態度だと批判されたのです。
今年はもう出てこない・・というよりも「1年だけのブレイク選手だったんだな」とさえ思われて寂しい気持ちになりました。1年だけブレイクした選手ってたくさんいますから。
その、湯浅投手を岡田監督が大事な日本シリーズ第4戦のものすごく重要な局面で起用しました。
ビックリしました。
湯浅投手はそのピンチを切り抜けました。
岡田監督は第4戦の勝利監督インタビューで「これで明日から湯浅が普通に使える」と言い切り、翌日は1イニングを任せ、湯浅投手は1イニングを3者凡退させました。
若い人の「復活」&「再生」を目の当たりにしました。非常にすがすがしい気持ちと安心感がありました。
大事な、日本シリーズで一人の選手の再生を企てて成功させる采配は難しい。
日本シリーズはお互いに強いチームなので、投手陣は「戦力の削りあい」になります。序盤に打たれてしまって敗戦し、それ以後使えなくなる投手が出るので、だんだん出せる投手が少なくなってきます。いわば「人手不足に陥る構造」なのです。
その環境の中で、戦略的な起用でフレッシュな戦力を増強した岡田監督の采配を見て、「絶対勝つなあ」と確信はしていました。
他にも、失敗した選手をもう一度使って、戦力を腐らせなかった例も多いです。
こういった「人」に対する戦略的行動が勝利の要因の一つだったとおもいます。
感動しました。
人手不足への対応策は 新規採用だけではないのです。現有戦力の有効利用をするための観察眼や失敗を恐れない采配こそが有効なのだと確信しました。
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