飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

飲食店オーナーの成功に欠かせない観察力とコミュニケーション

一生懸命告知していますが

相手に全然伝わっていない,って経験ありませんか?

 

先日、優待券を出されて

仁川全体で実施中のシールラリーの台紙ももっています。

 

「しっかりした経済観念をお持ちのご夫婦だな。

使えるクーポンはちゃんと使うし、ポイントも貯めるんだろう。」

と思いました。

当店の近隣には割と堅実な人がお住まいですので、

こういう若夫婦が珍しくありません。

ですから、

大きな金額の値引きクーポンを1枚だすよりも

少しだけですが安くなるクーポンを数枚出して

いろいろ楽しみながら使ってもらえるように考えています。

 

皆さん優秀ですので

クーポンの

バリエーションにもついてこれるタイプのお客様だと思っていたのです。

インパクトよりバリエーション」です。

 

で、そのご夫婦がお帰りになるとき、

ふと金額を確かめたら

どう考えても

私のイメージより「高かった」のです。

 

私はお客様にお見せする前に

「まちがってないか?」といってチェックしたところ

公式LINEアカウントの搭載されているクーポンが

使用されていません。

 

私はお客様に「LINE会員ではなかったのですか?」

と聞いたところ

「LINE会員です」との答え

 

つまり、

そのご夫婦がLINEアカウントにお得なクーポンが搭載されていることを

知らなかったのです。

私はすぐに説明をして クーポンの出し方をお教えしました。

お客様は「なるほど~」と喜ばれ

一件落着は」しました。

しかし、問題は残ります。

 

 

LINEアカウントの会員には

毎週1回「今週のクーポン」を送付し、

どこにクーポンがあるのかを告知していました。

 

私としては

「ちょっとやりすぎでから、ブロックされるんじゃないかな」と

心配でしたが、

そんな心配は無用だったのです。

そもそも読んでないのですから。

 

お客様に合わせてバリエーションを増やしたつもりでしたが

インパクトが足りなかったのでしょう。

 

インパクトも大切だったのです。

 

これからは、バリエーションをたもちつつ

インパクトも出していこうと思いました。

やっぱりバランスですね

 

お客様の観察・接触・会話による学びが

飲食店の命綱です

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