飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

こっけいな光景を見ました

 

 

昨日の深夜

Los Angelesドジャースの大谷選手が インスタに美しい女性と並んで写っている写真を出しました。その少し前に球団が「大谷選手の隣に写っている女性は彼の妻です」とコメントしました。

女性は顔および全身がしっかり写っており、この女性が誰なのかは完全に判明できる状態でした。ましてや奥様はバスケットボール選手として、名前を公表している人です。ですからこの写真をみてこの人の名前を突き止めても問題はない。

 

しかし、テレビのニュース・ワイドショーではこの女性の名前の特定をしませんでした。「大谷選手と妻と思われる女性」という言い方です。

 

おそらくは大谷選手が「妻のマミコです」と言えば、みんな名前を報道するのでしょうが、それがないので「妻と思われる女性」という言い方になっていました。うっかり奥様の名前を公表してしまって、あとから大谷選手や球団に責められたり、怒られたり、取材拒否されたりするのが怖いのです。

 

そして、夕方、韓国の空港について、ロビーに大谷選手が現れたときには

「大谷選手と妻が出てきました」と何度も連呼していました。まだ、奥さんの名前を特定したくなかったのでしょう。

 

しかし「〇〇と妻」って、まるで犯罪者が逃亡してきたときの言い方やんか?

せめて「大谷選手と奥様」とか言えんか?こりゃ「こっけい」にさえみえました。  

 

(奥様って、アナウンサーは言ってはいけない単語なのかな)

 

しかし、「妻」っていう呼び方って ほとんど「呼び捨て」的に聞こえます。失礼ですねえ。違和感ないのかな。

 

もし大谷選手が見ていて、「あらあら失礼だね」と言ったらどうするんでしょうね。

 

怒らせたくないとか、どうやっていいかわからないとき、切羽詰まった時に、その会社やその人の本質的なものが見えてくるような気がしました。

相手が弱かったり、利害関係がなかったら、徹底的にすっぱ抜いたり、予測で放送するのに、相手が強いとこんなに、変質してしまうなんて。

 

テレビは、真実は何かを判断して伝えるとか、自分たちで判断するとか、礼儀や人権を尊重するとか、そういった報道に対する良識や能力がすこし欠如しているんだなあ、と思いました。その代わりスポンサーに対する感覚はずば抜けている。

 

報道機関としては全世界が見ている映像で「こっけい」なものを伝えているほうが恥ずかしいし、危機だとおもいますけどねえ。滑稽ですね。

 

「いろいろあんねん、黙れ」っていわれるかもしませんな(笑)

 

その後、なんとなーく妻からマミコに変わってきました。どの局が最初に言いだしたのかわかりません。そろそろええかな?という嗅覚かもしれませんね。

報道機関ってこんな感じでいいですかね。

 

👇ポチっとしてください