「人材育成が成功の鍵」と言われて
否定する人は少ないです。
なぜならば人材育成によって「良い店」が出来上がる事を皆知っているからでしょう。人材育成とは楽しい仕事ですが、同時に忍耐が必要な作業でもあります。
残念ながら
一時的にしろ店長が人材に対して忍耐を失うときがあります。
たとえば
・当日や直前にスケジュールキャンセルされたとき
⇒怒りの感情に支配されます
・何遍言っても仕事を覚えず、同じ失敗を繰り返されたとき
⇒絶望します
・スケジュールを作成しようとしたが人が足りなくて埋まらない
⇒不安になります
・そんなとき上司がやってきて改善へのプレッシャーをかけられる
⇒あほらしくなります
こうやって 皆さん忍耐を失い、あきらめてしまいます。
なるようになる、とか
だれかがやってくれる、 とか
時代がわるい。 とか
そういう気持ちに支配されてしまいます。
しかし、飲食店のスケジューリングで起こる問題は忍耐強く受け止めれば、「たいしたことない」のです。
直前キャンセルってイヤですが、
自分に置き換えてみたらちょくちょく予定をキャンセルしないといけない事態ってありますよね。その人にとってはたまたまな出来事です。それがバイトの人数分入って来るので 店長は「うちのバイトはポンコツだ」と思いがちになりますが、ひとりひとりに換算すればたいしたことないのではないでしょうか。
スケジュール作成の初期段階ですぐに埋まることなんてありません。もしそうだとしたら雇いすぎではないでしょうか。何人雇ってもたまたま埋まらない日はあるし、それを調整するのが仕事だと思えば、たいしたことないのです。
しかし、人間ですから「怒り」とか「絶望」とか「不安」の感情は起こってきます。そんな感情が起こってきたら、私はそれを隠さず「おこったり」「弱音を吐いたり」して自分の感情を落ち着けさせてから、「忍耐を取り戻そう」と自分で自分に言い聞かせます。
忍耐とはあきらめないことですが具体的には
上手くいくまで頑張る
代替のやり方を考える
ってことだと思います。
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