飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「おすすめは何ですか?」って聞かれますよね。

「オススメは何ですか?」

と聞いてくるお客様が、たまにいらっしゃいます。

 

いきなり聞かれるて、アルバイトさんが答えに困ってしまうケースもあります。

 

そういうときは

高いメニュー

安いメニュー

新しいメニュー

好きなメニュー

のどれかを言ってくれればいいと思います。

 

いちばん、納得性のあるのは「好きなメニュー」ですけど、

お客様に合わないなあ、と思ったり、すでにご注文されていた場合の逃げ道も必要ですから4つぐらい選択肢があればいいでしょう。

 

お客様のタイプにも2種類あって、ほんとうに何が美味しいのかを知りたくて聞いてくる人と、従業員とお話をしたいので聞いてくる人がいます。

 

おっさんのほとんどは後者のタイプではないでしょうか(笑)

 

っていうか、「ちょっとお話したくなるような従業員」が働いている事が大切なんですね。入店からそこまでのサービスが良いから、オススメを聞いてみたくなるのであって、サービスが悪ければ聞いてこないでしょう。

 

サービスが良いから、お店のメニューに興味が出て、自分の気づいていない事を教えてほしいと思うし、「この人だったら教えてくれるかも」と思うから聞くのです。

あれこれ聞いてくるお客様は、本当は少し面倒くさいですが、お店に好感をもっていただくためには絶好の機会です。うまくやってほしい。

 

「だから、メニューブックにオススメを書いておくとか、オーダー用のタブレットの画面を工夫するのだ」とか、そういう問題ではないのですね

接触サービスやサービス無人化の波が押し寄せていますが、本当にそれでいいのでしょうか。それで飲食ビジネスは成功するのでしょうか。

数年後、答え合わせしたいと思います。

頑張ってくれた今年の卒業生

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